制限：なし
あなたはイセリアという村で暮らしている大人の中でも何かしら冒険で役に立つ技能を持った人物である。
あなたはその能力を村のために活かした役割を持ち、またそれを伝えるために子供たちの教師役をすることもある。
「再生の神子」が神託を受け、旅に出る事になりあなたは「再生の神子」を守るために同行することとなる。

基本取引価格：取引不可

▶「魔神剣」冒険者Lv+器用B/回避力/消滅
「射程：1（10ｍ）」で「対象：1体」に斬撃を飛ばして、「威力20+冒険者Lv+筋力B」点の物理ダメージを与えます。
この能力に対して、「適用：１回の近接攻撃」「適用：１回の武器攻撃」の宣言特技を適用することができます。

▶「魔神拳」グラップラーLv+器用B/回避力/消滅
「射程：1（10ｍ）」で「対象：1体」に拳撃を飛ばして、「威力10+グラップラーLv+筋力B」点の物理ダメージを与えます。
この能力に対して、《追加攻撃》を適用でき、またその際にこの能力を選択できます。

基本取引価格：取引不可

▶「イラプション」
消費：MP8　対象：半径4m/空間
射程/形状：30m/起点指定　時間：30秒(3ラウンド)
抵抗：半減　属性：炎
概要：効果範囲を溶岩の床を発生させ、触れたキャラクターに威力10ダメージ。
効果：対象の地点にマグマを湧きあがらせ、対象の地点に溶岩の床を発生させます。
効果範囲内にいるキャラクターは自身の手番開始時に行使時の達成値を目標値とした「精神抵抗/半減」、「威力10+魔力」点の魔法ダメージを受けます。
この魔法は「冒険者Lv+知力」を魔力とし、行使には発声を必要とします。

一般的な行商の娘として生まれたナイトメア。
忌避の対象である為、両親の愛情を受けることはなく、しかし罪悪感からか捨てられることはなかった。
10歳になった頃、行商で立ち寄った街でナイトメアとバレかける出来事があり、両親はこれ以上の隠匿は不可能と判断。
すでに自立できていると言い訳をしながらイセリア村の近くの森に置き去りにした。

捨てられた事実にショックを受け、それでも生きようと足掻くが10になったばかりの子供では生きることはおろか、森を抜けることさえままならなかった。
太陽と月が7度顔を変えた頃には心身ともにボロボロになり──
そんなボロ雑巾のような子供を見つけたのが、当時イセリア村で狩人をしていた老人だった。

村外れに住む老夫婦との生活は幸せだった。
ふたりの間に子供がいなかったからか、老夫婦は出自も種族も気にせず、我が子のように受け入れてくれた。
子供は狩りを習いながら、すくすくと育った。
子供から少女になる頃には老夫婦と街にいくようにもなった。
種族を隠し、他と距離を取りながらでも、人として暮らしていた。
そんな幸せが5年続いた。

少しだけ特別な日だった。
私が来て5年が経って、おじいちゃんがお祝いをしようと言って、おばあちゃんも私も喜んで。
美味しいものを採る為におじいちゃんは少し無理して森の奥に行った。
と言ってもたまにある事。今までは問題なかった。
でもその日は違った。

聞いたことのない音だった。駆け付けた時には遅かった。
おじいちゃんは真っ赤に染まってた。
急いで家まで運んで、おばあちゃんに医者を連れてくるように言われて。
村まで走って、────足が止まった。

怖かった。ただただ怖かった。
ひとりで村に行く事が。バレたらまた追い出されるんじゃないかって。

どのくらい立ち止まってたかわからない。1分か。10分か。1時間か。それ以上か。
ただ結果として、医者を連れて行ったときには、おじいちゃんは冷たくなっていた。

おばあちゃんは、最初から間に合わなかったと言ってくれたけど。
どんどん食は細くなっている。笑顔にも陰りが差してる。
おじいちゃんを追うように、死に近づいてるのがわかる。

ごめんなさい。
拾われてごめんなさい。
一緒にいてごめんなさい。
贅沢を望んでごめんなさい。
2人を巻き込んでごめんなさい。

────生まれてきて、ごめんなさい。