青蘭(ジャンク)
- 知能
- なし
- 知覚
- 機械
- 反応
- 命令による
- 言語
- -
- 生息地
- ランの脳内
- 知名度/弱点値
- 18/22
- 弱点
- 断空属性ダメージ+3
- 先制値
- 22
- 移動速度
- 20/90(飛行)
- 生命抵抗力
- 28 (35)
- 精神抵抗力
- 28 (35)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
頭 | ― | 2d+ | 20 (27) | 25 | 180 | - |
胴体 | ― | 2d+ | 18 (25) | 25 | 600 | - |
スラスター | ― | 2d+ | 20 (27) | 25 | 180 | - |
右腕 | 20 (27) | 2d+20 | 18 (25) | 20 | 180 | - |
左腕 | 20 (27) | 2d+20 | 18 (25) | 20 | 180 | - |
右足 | 20 (27) | 2d+20 | 18 (25) | 20 | 180 | - |
左足 | 20 (27) | 2d+20 | 18 (25) | 20 | 180 | - |
尻尾 | 20 (27) | 2d+15 | 18 (25) | 22 | 180 | - |
- 部位数
- 8(頭/胴体/スラスター/右腕/左腕/右足/左腕/尻尾)
- コア部位
- 胴体
特殊能力
●全身
○八面六臂ペナルティ
先制判定にPC陣営が成功した場合、このキャラクターは回避力判定に+2のボーナス修正を受けます。
(素の値に適用してウェイトアクションとして処理)
○マナ・コーティングⅣ
魔法ダメージを8点軽減します。
○揚羽Ⅳ式
近接攻撃の命中力判定と回避力判定に+1のボーナス修正を与えます。
1度目の自身の手番開始時、近接攻撃の命中力判定と回避力判定に与えるボーナス修正が+2になります。
2度目の自身の手番開始時、追加で行為判定に+2のボーナス修正を得て、与える物理ダメージが魔法ダメージになります。
このエネミーが倒された時または5ラウンド終了時に、「k100+15@8」点の魔法ダメージを半径100m以内の全ての対象に与え、戦闘を終了します。
≫澪標Ⅳ式
命中力判定に+4、ダメージに+10のボーナス修正を得ます。回避力に-2のペナルティ修正を受けます。この効果は1戦闘に2回使用できます。
また、この効果を使用したターンの終了時に、使用したキャラクターの全部位が20点の確定ダメージを受けます。
☑魔力撃=20点
抵抗力に-2のペナルティ修正を受ける。(この効果は累積する)
●頭(なんと鷹の目がありません!)
▶魔動機術レベル15/魔力20(27)
MP消費は必要ありません。
マギスフィアが破壊されるデメリットを持つ魔法を使用した場合、以降この能力を失います。
※スモークボムは効果時間中、範囲内に存在するキャラクターを盲目にする効果として扱います。外からの行動には一切の効果を発揮しません。
●胴体
置物です。ここを殴ると死にます。
●スラスター
▶光条/20(27)/精神抵抗力/半減
「射程/形状:2(100m)/貫通」で「k50+20@9」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。
●右腕/左腕/右足/左足
殴るだけです。
●尻尾
☑テイルスイング
近接攻撃可能な対象5体へ攻撃します。
戦利品
- 自動
- ジャンクパーツ 20000G*PC人数
- 13~
- 高級ジャンクパーツ 50000G
解説
※公式文書コピペ
【マギテックモジュール】も【ジャンク】も、どちらも二十メートル級以上の超巨大魔動機騎獣です。【ジャンク】は【マギテックモジュール】に倣って民間で作られたもので、総合的な性能は遥かに劣ります。かつて東海で良く使われていた小さな帆船から名が取られており、「がらくた」を意味する言葉でもあります。【ジャンク】乗りに薬物中毒者が多いことから、薬物中毒者のことを俗に「ジャンキー(ジャンク乗り)」と呼ぶこともあります。
【マギテックモジュール】は魔動機文明時代の初期に、【土の巨人】への対抗策として構想されました。その後軍事にも転用され、様々な改良と技術的な進歩があり、現在の形となったといわれています。平均的な大きさは高さ20メートルほどですが、中には40メートルを超えるものも作られました。とはいえ、あまりに大きすぎる機体はコスト面・整備面で問題が多かったようです。莫大な費用がかかるため、豊かなサラービアの国々の中でも、強国のみがこのような巨大な魔動機の開発と製造に成功したといえます。
サラービア地方以外に進出しなかったのがこの【マギテックモジュール】【ジャンク】の特徴の一つとも言えるでしょう。【土の巨人】に脅かされることのない他地方では、その必要性が薄かったのもあります。サラービア地方が〈大破局〉を乗り越えられたのはこういった兵器の充実があったからだと述べる意見もありますが、疑問の余地は充分にあるでしょう。
これらの機体を扱うのには、パイロットの適性が厳しく問われます。「生まれ持った素質」と「幸運な出会い」の両方がなければ、パイロット候補生は自らが乗る機体を見つけることすらできないのです。【ジャンク】【マギテックモジュール】はその心臓とも言うべき〈核〉に、魂が宿ると言われています。この魂は亡くなったパイロットたちのものであると言い、この魂が乗り手を選ぶのです。新たにパイロットとなった者も、その魂は輪廻に還ることなく愛機の〈核〉やその他の部品、或いは新しく製造された〈核〉に分散して宿ることになるようです。
【ジャンク】【マギテックモジュール】のパイロットは、その寿命が非常に短いことでも知られています。新人パイロットの平均余命は五年、それを超えて生き延びても、余命は最長で三十年ほどです。心身への負担が凄まじく重く、戦線を引退しても長く生きることは難しいのです。これは種族によらず、あらゆる種族において寿命が極端に短くなることが判明しています。
それでも、パイロットになる者は絶えません。彼らは言います。「出会ってしまった」のだと。自らの愛機に出会えた者は、運命の恋に落ちたように、その機体に心を奪われてしまうのです。彼らにとって寿命はもしかすると些細なことなのかもしれません。