容姿・経歴・その他メモ

大陸全土を股に掛ける大道芸旅団、『莉風雑技団』の軽業師。
彼女の芸は、見た人に驚きと笑顔を与える。

ナイトメアを象徴するかのような身体能力と
ナイトメアとは思えない明るさと前向きさは
戦力としても、精神面としてもパーティの支えになるだろう。

ナイトメアへの排斥と庇護を両方経験した
彼女の笑みの奥にあるのは
果たして種族への希望か、達観か。

「結局はその人がどう思うか、でしかないんだよ」

・臨死体験をした事がある。
・育ての親に拾われた。

ナイトメアを忌避する風習の村に生まれた故
実の母親に殺されかけた事がある。
理解ある父親によって阻止はされたが、
村の風習はそれを許さず、捨て子に出される事になる。

そして拾われたのが極東の大陸から来ていた
自称4000年の歴史を持つ老舗の出張大道芸集団、『莉風雑技団』。
別の大陸故にナイトメアに対する忌避感も薄く、
拾ってくれた団長や雑技団の団員たちは本当の家族のように温かく接してくれた。
それは彼女にとって返しても返しきれない大きな恩であると同時に
「ナイトメアへの偏見」も、ただの個人の主義思想でしか無い小さなものだと教えてくれた。
それは彼女がコンプレックスを克服し、前向きな性格になるのに十分なきっかけであった。

「アタシはナイトメアだけど、幸せな生活を送ってきたって自覚はあるよ。
　それなのにネガティブになってたら怒られちゃうからね」

・本来とは異なる性別として育てられた。

雑技団の割合的にも男所帯であったこと、
担当していた演目が雑技の他に
熊と戦ったり鎖を引きちぎったりと身体能力を生かした物だったため
女性が行うには多少問題があったため男性として演目を披露していた

「まぁ流石に胸とか誤魔化しが効かなくなってきてからは普通の扱いに戻ったけどね」

・家族を養うため冒険者になる。

異国への招待を受けるほどの大きな雑技団とはいえやはり大所帯故に、資金難の苦悩は常にあった。
拾ってくれた父同然の団長、そして温かく迎えてくれた団員……
家族同然の仲間達に少しでも恩返しをしたいと思い、仕送りのために冒険者を志す。

なお今の旅団はマカジャハット王国を拠点に各地へ遠征活動している。

「思った以上に冒険者ってお金がかかるなぁ。頑張って節約しないと」

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