容姿・経歴・その他メモ

容姿：青みがかった灰毛の狼種、瞳は薄茶だが変貌時は橙に近くなる。眉間に皺が寄りがちで目つきはあまり良くなく、幼馴染にはしばしばデコピンと共に指摘されていた。

体格：身長178㎝　体重70㎏

経歴：A-1-1　大失恋したことがある
　　　B-1-1　大きな失敗をしたことがある

冒険に出た理由：4-5　友達に勧められて

経歴：

早くに両親を亡くし、知人の家に引き取られた少年は無償の愛情に飢え、放埓に育った。
村一番の力自慢を自負し、悪童達とつるんで悪戯三昧の日々。しかしある時、その傲慢が災いして村に魔物を呼び寄せてしまい、
大惨事を招くこととなった。
生き残った大人達はこれを受けて村からの追放を決定。
幼馴染で、当たり前にいつかは結ばれるのだろうと考えていた同族の少女にもついに愛想を尽かされ、
彼女は村を壊滅から救った冒険者の一人と恋仲になってしまう。

自棄になりかけたところへ、それでも見捨てなかった最後の友が一つの目的を彼に与えた。
『冒険者になって、見返せば良い』

村を救った英雄で、幼馴染を誑かしたクソ野郎。アイツも『冒険者』なのだという。
ならば、奴より強くなってみせる。自分を見下すどいつもこいつも、いつか後悔させてやる。

月夜に誓いを吠え上げて、井の中の蛙は一歩外へと跳び出した。
天（そら）の青さは、まだ知らない。

履歴

『そうだSW2.5をやろう』
冒険者としての第一歩は最悪だった。故郷では目にすることのなかった様々な人種、初めて見る技能。
それでも自分は尚強い、と思いあがったツケはすぐに支払う羽目になった。

自慢の拳はロクに当たらなかった。初めて受けた攻撃魔法はその拳より早く、重かった（かもしれない）。
こんなはずじゃなかった。

『ハンナの奇天烈クレープ~月の雫を手に入れろ！』　
生きるには食べること、そして安全に眠ること。それらを与えてくれるはずだったものは全て失った。
外（ここ）では何かと金が要る。新人冒険者向けにギルドから斡旋されるお使い仕事を渋々こなしていくうちに、
自然と顔見知り程度の付き合いが生まれた。
彼等は見下さなかった。諂わなかった。ただひと時同じものを食し、一つの同じ目的に向かい、同じように砂泥にまみれた。

クレープは、思ったよりも悪くはない。

セッション履歴

収支履歴