この加工は、２本とも同じカテゴリの武器で行うことはできません。通常盾は加工不可能ですが、武器として使用できる盾であれば加工できます。
　この加工を施す場合、その両方を装備することができなければなりません(《デリンジャー》と《タルワール》にこの加工を施す場合、使用者は【武器習熟A/ガン】と【武器習熟A/ソード】の両方を習得していなければいけません)。
　この加工を施した場合、それぞれの武器自体の性能は変更されません。この加工を施された武器に対して新たな加工を施した場合、それはその武器の全ての武器に同じ加工が施されます(しかし、ガンに対するオーダーメイド加工などの不可能な加工はその武器だけ効果を受けません)。また、加工する武器が元々別の加工を受けている場合、加工時にどの加工を適用するか選択できます。この時もう片方の武器が同じ加工をされていなくても、連装加工後はその加工が施された扱いとなります(アビスカースが加工に使用する武器の中で合計3つ以上ある場合、加工後にアビスカースが2つ以下になるように選択後、それに対応したアビス強化がそれぞれの武器に適用されます)。双方に同じ加工を施した場合でも、必ず”１つの武器”に加工できる範囲内に収まるように加工内容は変更されます。

　連装加工の施された武器を使用する場合、必ず二種類の武器のいずれかを選び収納してください。抜刀時にその武器を使用できる状態となり、選ばれなかった方の武器は装備状態とはなりません。そのため、それぞれの武器の特殊能力は、その武器を装備して使用している場合にのみ発動します。もう一方の武器を使用している限りその効果は発動しません。
　〈ウェポンホルダー〉等へ収納し、もう一度装備し直す場合も、装備されるのは収納時の武器のままであり、そのタイミングで装備変更を行うことはできません。
　〈スマートカービン〉等用法が「１Ｈ」と「２Ｈ」の二種類ある用法：１Ｈ両でない武器（〈セパレイトブレイド〉及びその上位武器を除く）は、加工時にそのどちらか１つを選択して加工します。加工後に用法を変更することは仕様上不可能です。
　また、この加工を施した場合用法は選択した用法で固定されます。その武器が指定した用法で装備することができない状態でその武器を装備、使用することはできません（もう一方の武器を使用するのであれば問題なく使用できます）。
　もしも連装加工されている武器のうち片方が破壊、ないし使用不可能となった場合は、もし破壊されているが修復可能である場合は修復すれば元通り使えるようになります。この時受けた効果がもう片方の武器に影響を及ぼさない効果であれば、もう片方の武器は通常通り使用できます（当然ですが、”変形”が必要な秘伝は使用できません）。もし修復不可能である場合、その瞬間からもう片方の武器を〈連装加工〉が施されていない１つの武器として扱います（加工費用等は当然ですが戻りません）。

　この武器にこの加工を施す場合、上記のような２つの武器を使用した加工ではなく、その武器単体でこの加工を施すこととなります。
　加工費用は

となります。
　この加工を施した〈セパレイトブレイド〉及びその上位武器にも命中判定への「－１」のペナルティ修正は存在します。