”死穢に廻る少女”アンリエット※全開示(レブナント・ネクロリーンカーネーションズ)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 5
- 言語
- 交易共通語、魔法文明語
- 生息地
- ハーヴェス郊外の廃屋敷
- 知名度/弱点値
- 10/16
- 弱点
- 回復効果ダメージ+3点
- 先制値
- 10
- 移動速度
- 10
- 生命抵抗力
- 5 (12)
- 精神抵抗力
- 6 (13)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
小さな手(本体) | 2 (9) | 2d-3 | 2 (9) | 2 | 28 | 30 |
骨剣(骸兵・父) | 5 (12) | 2d+4 | 4 (11) | 4 | 33 | ― |
骨盾(骸兵・母) | 4 (11) | 2d+2 | 3 (10) | 3 | 25 | ― |
死穢ノ呪霊 | ― | 2d+ | ― | 0 | 20 | ― |
- 部位数
- 3(本体、骸兵・父、骸兵・母)
- コア部位
- 本体
特殊能力
●アンリエット(本体)
▶操霊魔法3レベル/魔力5(12)
○魔法適正
《ターゲッティング》《魔法拡大/数》を習得しています
▶死穢呼唱
1点のMP消費につき、自身よりレベル以下のアンデットを任意の数だけ半径30m内に召喚します。召喚されたアンデットは彼女の命令に従い、召喚された手番から活動できます。
●骸兵・父
○痛恨撃
打撃点決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+6」点します
●骸兵・母
☑かばうⅠ
戦闘特技《かばうⅠ》※Ⅰ巻285頁を参照
●死穢ノ呪霊
○魂に潜む
『部位:死穢ノ呪霊』は攻撃の対象とならず、魂に直接干渉するような手段を除く一切の魔法および特殊能力の対象とならず効果を受けない。また、この部位は一切の回避や攻撃を行う事が出来ない。接触や近接攻撃を条件として魂に干渉するような能力を用いる場合、『部位:アンリエット』を対象として処理する。
戦利品
- 剣の欠片
- ×4
解説
死の度に強制的に蘇り、最後には”死者からアンデットを生み出すアンデット”へと転じてしまう『不死の女王ツァイデス』の呪い、《死穢の輪廻》を受けてしまった少女アンリエットの成れ果て。 両親を殺したツァイデス神官の手による死と再生の繰り返しの中、狂気に陥りながらもその類稀な操霊術と呪いを自らの力とする才能を開花させた彼女はその力により信徒達を惨殺、生まれる前から幾重の転生を繰り返していた結果、高い次元にあった魂によりツァイデスによる精神支配さえ跳ねのける事に成功した。
しかし、最愛の両親を失ったという事実と死による安寧すら与えない拷問は当時10歳であった彼女を深く苛み、その隙に付け込む形で《死穢の輪廻》に刻まれたツァイデスの思念は彼女の精神を侵し、歪めてしまう。
結果、彼女は混濁した意識の中、両親を守るという想いだけに突き動かされ屋敷に踏み入る蛮族や野盗を殺し、自らの配下とする事を繰り返す事となった。 常に彼女を守る番のスケルトンは両親の亡骸より生み出された物であり、この屋敷に二人の魂を縛り付けている要石でもある。
彼女は両親が遺した結界により長らく屋敷に閉じ込められていた事で被害をそこまで出さず、取り込んだ魂も少ない為に現状の強さで済んでいるが、外界に出て無数の命を喰らったなら一都市をも容易く死者の街へと変えうる可能性を秘めた、厄災の種である。