とある悪神が生前の肉体と共に封じられた霊廟を持つエルフの隠れ里です。
その霊廟は魔法文明末期(3000年前)に、ある悪神に対してイーヴ神、ハルーラ神や、その敬虔な信徒(多くは彼らの戦友）がこの地まで追い込み、当時の彼らの仲間であったアステリア信仰者の戦友が、コールゴッドを行使したことで作成したものであり、第三世代に相当する魔剣と同格のアーティファクトです。
この霊廟は特殊な封印用のアーティファクトであり、特定の条件下で技能レベルに関係なく、コールゴッド（アステリア神）を実行できます。
ただし、そのコールゴッドの内容は「封印の維持」のみであり、初代で霊廟を作成した神官の血筋の者でなければなりません。
当然、これによって身を捧げた者は、コールゴッドの影響でその魂は召し上げられることになり、加えて、実施者のその潜在的な魂の強さによって、封印が維持される期間は異なります。
また、この封印が弱まってくるとアステリア神やイーヴ神、ハルーラ神のお告げによる警告が村に住むいずれかの神官を通して行われています（10年、5年、3年）。

それからこの霊廟を中心に里が形成されました。
当初は複数種族の住まう土地でしたが、大破局や他の事件も絡み、今ではエルフのみが住まう隠れ里となっています。
そして今日まで、一定の期間毎に初代神官ステーリネの家系から神徒として魂を捧げることで封印を維持してきました。
歴代の神徒となった者たちに敬意を払うため、その氏を里の名前にした上で、ステーリネの血筋を保つことを第一として考えています。
当初は村全体で何とかできないか方法を模索してきましたが、有効な手立ては見つからず、泣く泣く犠牲を許容してきた歴史があります。
ステーリネの家系はなぜか女性のみ生まれるため、神徒の配偶者たちは妻ないし娘が神徒となることが決まると、解決方法を探しに外に出向くことが多いですが、これまでに彼らが有益な情報を持って戻ってきたことはありません。
霊廟を利用した封印は年代を重ねるごとに、次の神徒が要求されるまでの間隔が段々と短くなっています。
アーティファクトが疲弊しつつあるのか、血が薄れるとともに神徒の質が変化してしまったのかは分かりませんが、現代では封印が百年を超える事は稀であり、凡そは数十年ほどにまで落ち込んでしまっています。

ステーリネの家系に生まれた一人っ子です。
母親はアリアが５歳のときに神徒となりこの世を去り、その後は父と暮らしていました。
しかし、母親には神徒としての適性が無かったのでしょう、数十年は保つと思われていた封印は１５年程しか保たず、
アリアの１０歳の誕生日に封印の期限が１０年を切ったことを示すお告げがハルーラに寄ってもたらされます。
そして父親はそれを知り、例に漏れずライルと祖父にアリアを任せて解決策を探しに里を出て行ってしまいます。
神徒になることはもちろん嫌ですが、代役は存在しないこと、母親も含めての積み重ねてきた歴史があること、神徒にならなければ多くの犠牲者がでること、といった要素を含めて仕方のないこととして受け入れています。

そして１２歳になり、成人までの年齢が３年を切った頃に、外に旅に出たいと里に訴え、妖精と精霊によるストライキを踏まえてこれが認められます。
ただし、成人になったら村に戻ること(そして残された時間にて子供を多く成すこと)が条件となっています。

=========冒険者ギルドの対応==========
アリアは預かり知らぬところですが、冒険者ギルドとしても悪神の封印の経緯は認識しています。
アリアが冒険者ギルドに入ったことで多少の優先度は上がっていますが注力はしていません。
戦力が必要になる案件は世界各地で蔓延っており、こちらは生贄を捧げれば平和が保たれることは分かっているため、犠牲者の数で考えた結果、後回しとなっています。
ただし封印が維持できなくなることだけは許容しかねるため、万が一にも死ぬことがないようにアリアの動向には目を光らせています。

Lv2(3500)：フェアテLv2、ドルイドLv1、セージLv1
Lv3(7000)：フェアテLv3、ドルイドLv1、セージLv1、プリーストLv2
Lv4(13500)：フェアテLv4、ドルイドLv4、セージLv2、プリーストLv2
Lv5(22000)：フェアテLv5、ドルイドLv5、セージLv3、プリーストLv3、コンジャラーLv2
Lv6(31500)：フェアテLv6、ドルイドLv6、セージLv5、プリーストLv3、ソーサラーLv1、コンジャラーLv2
Lv7(42500)：フェアテLv7、ドルイドLv7、セージLv7、プリーストLv3、ソーサラーLv2、コンジャラーLv2
Lv8(56000)：フェアテLv8、ドルイドLv8、セージLv8、レンジャーLv3、プリーストLv3、ソーサラーLv2、コンジャラーLv2
Lv9(70500)：フェアテLv9、ドルイドLv9、セージLv9、レンジャーLv3、プリーストLv3、ソーサラーLv2、コンジャラーLv2
Lv10(88500)：フェアテLv10、ドルイドLv10、セージLv9、レンジャーLv5、プリーストLv5、ソーサラーLv2、コンジャラーLv2
Lv11(108000)：フェアテLv12、ドルイドLv10、セージLv9、レンジャーLv5、プリーストLv5、ソーサラーLv3、コンジャラーLv3
#数、スタッフA、スタッフS、すべて、魔力強化、ダブルキャスト