容姿・経歴・その他メモ

【能力値】３番目
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?mode=making

【経歴】
・大きな挫折をしたことがある
・かつて信頼できる友人がいた
・己に何らかの誓いを立てている(いた)

【ヴァイスシティでの経歴表】
たくさんの親しい友人がいた。「情報収集」する時に、常に2d6の出目に+2できる。



悪徳の街"ヴァイスシティ"。裕福な家庭に生まれたならまだしも、貧しい家に生まれようものなら、
幸せな日々何て送れるはずもない。下手をすると売りに出される。
「この子は賢くて、手先も器用です。きっとお役に立つでしょう。」
ウィルもまさに取引されるところだった。
後先考えず、逃げ出した。

その身を守るためには"仲間"をつくるしかない。
運よく、同じような境遇の仲間たちに出会った。
彼らは「バンダル団」と名乗り、ウィルはすぐに入隊を認められた。
あくどい奴らから金品を奪い、身を寄せあって生活している。
どんな時も助け合い、支え合って生きてきた。そんなチームだ。

ある日、ウィルは恋をした。
相手は、いつもお姉さんと一緒にいる、同じ年くらいの女の子だ。名前をカリンと言った。
事件はすぐに起きた。カリンが悪人に誘拐されたと情報が入る。
彼はカリンを助け出し、逃げる道中、子どもながらに胸に誓うのだった。
「この人は俺が守る」

しかしそんな誓いも、すぐに壊されることになる。
ヴァイスシティに魔神が襲来した。街は壊滅状態。自分の命より先に、カリンを捜して街を奔走する。
見つけたのは、彼女のリボンだけだった。
直後、バンダル団に恨みを持った輩に背後を取られ、拉致されてしまうのだった。
遠い街に売り飛ばされた。幽閉され、奴隷として扱われる。

しかし彼は絶望しない。いつか彼女に会うために、またヴァイスシティに戻ってやる。


１０年の月日が経ち、彼は逞しい冒険者となって、ヴァイスシティに帰還した。
額には、カリンのリボンがバンダナとして巻かれている。

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