兇王、バシレオス
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- 地底大陸
- 知名度/弱点値
- 15/23
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 20/52(飛行)
- 生命抵抗力
- 15 (22)
- 精神抵抗力
- 15 (22)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
嘴(頭部) | 14 (21) | 2d+15 | 13 (20) | 11 | 200 | 44 |
翼(右翼) | 13 (20) | 2d+16 | 14 (21) | 13 | 112 | 21 |
翼(左翼) | 13 (20) | 2d+16 | 14 (21) | 13 | 112 | 21 |
爪(胴体) | 14 (21) | 2d+17 | 13 (20) | 13 | 204 | 44 |
噛みつき(蛇頭尾) | 14 (21) | 2d+15 | 13 (20) | 12 | 137 | 25 |
- 部位数
- 5(頭部、右翼、左翼、胴体、蛇頭尾)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
○複数分類=「魔神」
この魔物は「分類:魔神」のキャラクターとしても扱います。
○土無効
○呪い無効
○毒無効
○病気無効
●頭部
○石化の嘴/13(20)/生命抵抗力/消滅
嘴の攻撃を命中させた場合、対象に石化進行(器用度or敏捷度/-6:「II」368P)の効果を与えます。
この効果は呪い、毒の複合属性です。
▶石呪のブレス/14(21)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/射撃」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」に石化毒を含むブレスを吐き出し、
「2d6+15」点の土、呪い、毒の複合属性の魔法ダメージを与えます。
また、生命抵抗力判定に失敗したキャラクターは、石化進行(器用度or敏捷度/-12:「II」368P)の効果を受けます。
この効果は呪い、毒の複合属性で、連続した手番には行えず、[部位:頭部][部位:蛇頭尾]と合わせて、
それぞれ1ラウンドに1回しか使えません。
▶身も凍る雄叫び/14(21)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」に寒気立つおぞましい咆哮を放ちます。
この魔物を除いて、対象エリア内に存在するすべてのキャラクターは、
「2d6+14」点の衝撃、呪いの複合属性の魔法ダメージを受けます。また、精神抵抗判定に失敗したキャラクターは、
10秒(1ラウンド)の間、本能的な恐怖のためにあらゆる行為判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
この効果は精神効果属性です。また、耳が聞こえない状態のキャラクターや、
知覚が「魔法」または「機械」のキャラクターは、この効果の対象にはなりません。
この能力は連続した手番には行えず、使用後は[部位:頭部]のMPを「5」点消費します。
≫沈黙の蛇眼/13(20)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:2(20m)/起点指定」で、「対象:1体」を呪力のこもった視線で睨みつけます。
対象は20秒(2ラウンド)の間、発声を用いて行う、一切の主動作と補助動作が行えなくなります。
この効果は呪い、精神効果の複合属性で、1ラウンドに1回しか行えません。
●右翼、左翼
≫△機動対空飛行II
両方の翼で素早く飛行し、その場でホバリングを続けます。
すべての部位は、近接攻撃における命中力、回避力判定に「+2」のボーナス修正を得ます。
この効果は、補助動作によってその場に着地するまで継続します。
この能力は連続した手番には行えません。
また、[部位:右翼][部位:左翼]のどちらかのHPが「0」以下になっている場合、この能力は使えません。
○風圧/13(20)/生命抵抗力/消滅
補助動作で「≫△機動対空飛行II」を使った場合、「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」に風圧が発生します。
この魔物を除いて、対象エリア内に存在するすべてのキャラクターはただちに生命抵抗判定を行い、
失敗したら、その場に転倒します。複数の部位を持つキャラクターは、この効果の対象にはなりません。
この効果は1ラウンドに1回だけ発動します。同じ手番に「≫△機動対空飛行II」を複数回使用しても、
一度「○風圧」の効果が発動していれば、それ以降は同じ手番には発動できません。
☑ウィングブロウ
自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに、翼での攻撃を行います。
この能力は、[部位:右翼][部位:左翼]のどちらかでも主動作を終えていた場合は使えません。
▶飛翔突進
この能力は、「≫△機動対空飛行II」を使っている状態でのみ、使用できます。
「射程/形状:1(25m)/突破」で、対象に近接攻撃を行います。
近接攻撃は、対象ごとにこの魔物の任意の部位のものを用います。
この能力は連続した手番には行えず、[部位:右翼][部位:左翼]のどちらかが主動作を終えていた場合は使えません。
また、この能力を使ったら、[部位:右翼][部位:左翼]の、両方の主動作が完了します。
●胴体
○攻撃障害=不可・+4
大きな図体が、頭部への攻撃を遮ります。
[部位:頭部]は、近接攻撃の対象にならず、また、遠隔攻撃に対する回避力判定に
「+4」のボーナス修正を得ます。[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、
この能力は失われます。
○石化の蹴爪/13(20)/生命抵抗力/消滅
爪の攻撃を命中させた場合、対象に石化進行(器用度or敏捷度/-6:「II」368P)の効果を与えます。
この効果は呪い、毒の複合属性です。
▶2回攻撃&双撃
左右の爪でそれぞれ1回ずつの攻撃を行います。
1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、
別の対象を選んで行うかを選ぶことができます。
▶破滅の爪
近接攻撃可能な任意の1体までの対象に、爪での攻撃を行います。
対象となったキャラクターが完全に石化していた場合、攻撃が命中すると、
対象の体が砕け散り、あらゆる能力や効果を無視してHPが「0」となり、死亡します。
石化状態でない対象や、進行状態で完全に石化していない対象には、この効果は適用されません。
▶突進
この能力は、「≫△機動対空飛行II」を使っていない状態でのみ、使用できます。
「射程/形状:1(25m)/突破」で、対象に近接攻撃を行います。
近接攻撃は、対象ごとにこの魔物の任意の部位のものを用います。
この能力は連続した手番には行えません。
▶インパクトクレーター/14(21)/生命抵抗力/半減
この能力は、「≫△機動対空飛行II」を使っていない状態でのみ、使用できます。
「射程/形状:2(20m)/起点指定」で「対象:1エリア(半径6m)/20」に、前脚を叩きつけて地盤隆起を起こし、
「2d6+16」点の土属性の魔法ダメージを与え、その場に転倒させます。
この能力は連続した手番には行えません。
▶神速強襲/14(21)/回避力/消滅
この能力は、「≫△機動対空飛行II」を使っている状態でのみ、使用できます。
「射程/形状:2(20m)/起点指定」で「対象:1エリア(半径6m)/20」に、滞空状態から叩きつけを繰り出し、
「2d6+20」点の物理ダメージを与え、その場に転倒させます。
この能力は連続した手番には行えず、使用後、「≫△機動対空飛行II」の効果は即座に終了します。
●蛇頭尾
○長い尾
噛みつきでの攻撃は、乱戦エリアを無視して、「射程/:1(10m)」以内の
任意のキャラクターを対象として行うことができます。
≫呪縛の蛇眼/13(20)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:2(20m)/起点指定」で、「対象:1体」を呪力のこもった視線で睨みつけます。
対象は一度だけ、この魔物の効果によって行う、生命、精神抵抗力判定に自動的に失敗します。
この効果は呪い、精神効果の複合属性で、1ラウンドに1回しか行えません。
▶石呪のブレス/14(21)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/射撃」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」に石化毒を含むブレスを吐き出し、
「2d6+15」点の土、呪い、毒の複合属性の魔法ダメージを与えます。
また、生命抵抗力判定に失敗したキャラクターは、石化進行(器用度or敏捷度/-12:「II」368P)の効果を受けます。
この効果は呪い、毒の複合属性で、連続した手番には行えず、[部位:頭部][部位:蛇頭尾]と合わせて、
それぞれ1ラウンドに1回しか使えません。
≫△産卵
自身の位置するエリアに卵を産み、「ベビーレオス」「バシレオスの擬卵」のいずれかを2体まで召喚します。
この能力は、いずれかの戦闘エリアに「ベビーレオス」「バシレオスの擬卵」が、
合計で4体存在する場合、使用できません。この能力を使用すると、[部位:蛇頭尾]のMPを「5」点消費します。
戦利品
- 自動
- 石呪の蛇龍鱗(300G/赤白A)×1d
- 2~5
- 石化した蛇蹴爪(500G/赤白A)
- 6~7
- 身も凍る蛇嘴(1420G/赤白S)
- 8~10
- 兇王の金鶏冠(3500G/赤白S)
- 11~
- 睨み統べる王蛇眼(10000G/金S)
解説
外界から隔絶された世界、「地底大陸」に生息する、全長30mを超える「古代種」の一種です。
鶏に似た顔に王冠を思わせる金色のトサカ、蛇の頭を持つ尾を携えた異形の翼竜です。
学名を「バシレオス・バルバロイス」、ブルライトの方言で「野蛮な王」を表します。
地底大陸と地上を結ぶ唯一の道、「竜のはしご」を縄張りとしていて、極めて好戦的かつ排他的な性格です。
万が一にも怒りを変えば、石化の呪いを含む毒息により、縄張りに転がる石片のひとつに変えられてしまうでしょう。
その実力は化石となった現代でも知られていて、ドラゴンが出現し始める神紀文明以前の、
生態系の頂点であったと思われます。
外見的特徴と石化毒を有する点から、「バジリスク」や「コカトリス」と何らかの接点があると考えられ、
両者の進化経路を結ぶ重要な参考資料として、古生物学者の間では積極的に解析が行われています。