【ロア式華炎武術】
(ヴノポレーヴィ)- 入門条件
- 50名誉点
魔法文明時代に、戦舞士のアルゥマディル「ロア・クロイツ」によって編み出された流派です。
摩擦で強烈な火花を放つ特殊な鉱石を用い、的確に攻撃を与え続けることで武器に炎を灯し、攻撃を強化します。
この流派では、その鉱石の扱い、及びの火花の出し方と灯った火を長く燃やし続ける方法が伝えられています。
流派装備
秘伝の使用に不可欠な鉱石が販売されているほか、秘伝をいつでも使えるようにする武器加工の技術が伝えられています。
また、流派を極めた者にはクロイツ家から開祖であるロアの遺作が送られると言われていますが、今のところは誰かが遺作を手にしたという記録はありません。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
紅蓮石の粉末 | 冒険道具類 | 500 | ロア式華炎武術の秘伝を使えるようになる | |
紅蓮加工 | 装備加工 | B:5000/A:7500/S:15000/SS:25000G | ロア式華炎武術を永続的に使用できるようになる | |
紅蓮の咆哮 | 〈格闘B〉 | 取引不可 | 紅蓮加工済み、開祖ロアの遺作。残留思念が宿っている |
秘伝
この流派の秘伝の効果は全て、〈紅蓮石の粉末〉を使用しているか、〈紅蓮加工〉が施されている武器による攻撃にのみ適用されます。
また、《華炎武術・礎の型Ⅱ》を適用していない時は、この流派の変化型秘伝を宣言することができません。
《華炎武術・礎の型Ⅰ》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 〈紅蓮石の粉末〉または〈紅蓮加工〉
- 限定条件
- なし
- 使用
- ファイター、フェンサー、グラップラー、バトルダンサー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 火花による追加ダメージを与えられるようになる
- 効果
ロア式華炎武術の全ての秘伝の基礎になる、武器によって火花を起こすための技術です。これを意識せずに出来るようになってようやく次の段階に進むことが出来ます。
10秒(1ラウンド)の間、近接攻撃が炎属性になり、近接攻撃が命中する度に「1」点、クリティカルが発生する度に「回転数」点、対象に炎属性の魔法ダメージを追加で与えられるようになります。
《華炎武術・礎の型Ⅱ》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《華炎武術・礎の型Ⅰ》、《華炎武術・鉄火の型Ⅰ》
- 限定条件
- 〈紅蓮石の粉末〉または〈紅蓮加工〉
- 使用
- ファイター、フェンサー、グラップラー、バトルダンサー技能
- 適用
- リスク
- 概要
- 火花による追加ダメージを与える
- 効果
宣言型から常時型になったこと以外は、《華炎武術・礎の型Ⅰ》と同じです。
秘伝の効果を適用するかどうかは、手番開始時に決定します。
《華炎武術・鉄火の型Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ》
- 必要名誉点
- 30/50/100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《華炎武術・礎の型Ⅰ》、選択したカテゴリの習熟A/《華炎武術・鉄火の型Ⅰ》、選択したカテゴリの習熟S/《華炎武術・鉄火の型Ⅱ》、《武器の達人》または《防具の達人》
- 限定条件
- 〈紅蓮石の粉末〉または〈紅蓮加工〉
- 使用
- ファイター、フェンサー、バトルダンサー技能/フェンサー、グラップラー、バトルダンサー技能
- 適用
- リスク
- 概要
- 該当武器による攻撃時に発生する《華炎武術・礎の型》の追撃ダメージを上昇させる
- 効果
火花を起こすための基礎の動きから、各装備に合わせてさらに発展、洗練させます。ここから各々の戦い方に合わせた秘伝へと派生していきます。
この秘伝は、習得時に近接武器、または盾から1種類選択し、その装備カテゴリの《武器習熟/**》(盾の場合は《防具習熟/盾》)を前提とします。Ⅲは、選択した装備が近接武器ならば《武器の達人》、盾ならば《防具の達人》を前提とします。
選択したカテゴリの装備で行う近接攻撃によって《華炎武術・礎の型》の魔法ダメージが発生する時、そのダメージ量が増加します。増加量は以下の通りです。
命中時のダメージ
Ⅰ:+1(合計2)
Ⅱ:+2(合計3)
Ⅲ:+4(合計5)
クリティカル時のダメージ
Ⅰ:回転数×2
Ⅱ:回転数×3
Ⅲ:回転数×5
《炎絶Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ》
- 必要名誉点
- 30/50/80
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ》変化型
- 前提
- 《華炎武術・礎の型Ⅱ》/《炎絶Ⅰ》、《華炎武術・鉄火の型Ⅰ》/《炎絶Ⅱ》、《華炎武術・鉄火の型Ⅱ》
- 限定条件
- 〈紅蓮石の粉末〉または〈紅蓮加工〉、《華炎武術・礎の型Ⅱ》
- 使用
- グラップラー、フェンサー、バトルダンサー技能(Ⅰ、Ⅱ)/フェンサー、バトルダンサー技能(Ⅲ)
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力-2/-1/なし
- 概要
- 威力表使用時の出目+2、クリティカル時の振り足し無視/1回まで/2回まで、クリティカル耐性無視(Ⅲのみ)
- 効果
敵の急所を狙うのではなく、より強力に火花を散らすための攻撃を行います。
この攻撃が命中したら、威力表使用時の出目を+2しますが、クリティカルした時の振り出しがⅠならば全て、Ⅱならば2回転目以降、Ⅲならば3回転目以降、無視されます(無視されるのはダメージの振り足しだけで、回転数はカウントされます)。
また、Ⅲは、基礎特技同様クリティカル耐性を無視します。
《激火Ⅰ/Ⅱ》
- 必要名誉点
- 50/80
- タイプ
- 《インファイトⅠ/Ⅱ》変化型
- 前提
- 《華炎武術・礎の型Ⅱ》、《華炎武術・鉄火の型Ⅰ》/《激火Ⅰ》、《華炎武術・鉄火の型Ⅱ》
- 限定条件
- 〈紅蓮石の粉末〉または〈紅蓮加工〉、《華炎武術・礎の型Ⅱ》
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 回避力-2
- 概要
- 特定対象のみ攻撃可能、命中+1、《華炎武術・礎の型》の追撃ダメージ+2/+4
- 効果
敵の懐に入り込み、より強烈な火花を浴びせます。
この秘伝は、基礎特技同様対象を1体指定して宣言します。
10秒間(1ラウンド)の間に、指定した対象にグラップラー技能を用いて攻撃を行う場合、その命中力判定に+1のボーナスを得、その攻撃で発生する《華炎武術・礎の型》による炎属性ダメージをⅠなら+2、Ⅱならば+4します。
クリティカル時の魔法ダメージも上昇しますが、《華炎武術・鉄火の型》による倍加を計算した後で加算されます。
《紅炎殺Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ》
- 必要名誉点
- 50/70/100
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ》変化型
- 前提
- 《華炎武術・礎の型Ⅱ》、《華炎武術・鉄火の型Ⅰ》/《紅炎殺Ⅰ》、《華炎武術・鉄火の型Ⅱ》/《紅炎殺Ⅱ》《華炎武術・鉄火の型Ⅲ》
- 限定条件
- 〈紅蓮石の粉末〉または〈紅蓮加工〉、《華炎武術・礎の型Ⅱ》
- 使用
- ファイター、バトルダンサー技能(Ⅰ、Ⅱ)/ファイター技能(Ⅲ)
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力-2、《華炎武術・礎の型》一時無効
- 概要
- 自分と対象に「威力/4」点/「威力/2」点/「威力」点の炎属性魔法ダメージ、連続手番宣言不可
- 効果
攻撃と同時に武器を激しく燃焼させ、自分諸共対象を焼き尽くします。
この秘伝を宣言した手番の次の手番は、《華炎武術・礎の型》が自動的に無効化されます。
この攻撃が命中した時、ダメージ計算をした後で、自身と対象にⅠなら「使用した武器の威力/4」点(端数切り上げ)、Ⅱなら「使用した武器の威力/2」点(端数切り上げ)、Ⅲなら「使用した武器の威力」点の炎属性魔法ダメージを追加で与えます。
この秘伝による自身へのダメージは、無効化できません。