容姿・経歴・その他メモ

他の多くのグラスランナーがそうであるように、クレアの出自は謎に包まれている。クレア自身、自分の家系や、自分がどこから来たのかということは全く覚えていないという。クレアは13歳の頃、大陸西部にある孤児院併設の剣術修練所にふらりと現れ、住み込みで訓練を受けるようになった。ドノンⅣ世（Ⅱ - 326）の名を冠した修練所は、姓を持たなかったクレアにドノンの姓を与えた。グラスランナー種共通の陽気さとやや大人びた言動、雑用も文句を言わずにこなす誠実さによって、クレアは孤児院や修練所で人気者になった。中でもクレアと特に仲良くなったのは、クリスであった。迫害されたナイトメアであり、生きる希望を失っていたクリスにクレアは同情し、積極的には話し相手になろうとした。聞き上手だったクレアにクリスは心を開き、二人は親友になった。
15歳の成人を迎え、クレアは生計を立てるためにクリスと共に冒険者の道を選んだ。剣術の才能を生かしたかったという理由の他に、各地を巡る冒険の中で自らの家系や出自の謎を解き明かしたいという目標もあった。これからどのような困難や試練に出会っても、彼女は生来の陽気さと才能で、隣にいる親友と共に勇敢に立ち向かっていくことだろう。

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