呪歌
- 10
- 【ナイツスウェア】
- 抵抗
- 必中
- 属性
- 精神効果
- 歌唱
- 必要
- ペット
- 小鳥、蛙
- 条件
- 基礎楽素
- ⤴1⤵1♡1
- 巧奏値
- 28
- 追加楽素
- ⤴1⤵1♡1
- 概要
- 守人アレクサンドラを唄った曲。主の為と常に前線に立ち、味方を奮い立たせた彼女の勇猛さが表現されている。
- 効果
この呪歌を使用したキャラクターはその手番、通常より1ランク上の鼓咆を使用できる。
また、呪歌の効果が切れた後も、次に使用する鼓砲のランクは前のラウンドに使用した物に準じたランクの物を使用できる。
由来・逸話など
主を想い続けた騎士の士気は常に高く、多大な戦果を挙げ続けた。
そしてその戦いぶりと曇りなき献身は、他の騎士や兵士達の士気も大いに昂らせた。
己の姫の為にその身を捧げた騎士は、無理無茶無謀を成し遂げ続ける……
危険を顧みず主を助ける為の薬草を取りに魔物の蔓延る山へと単身赴く。
魔神の群れに襲われる味方を吶喊し助け出す。
このまま永久に姫の御身を守り抜き、国の繁栄に尽くすのだと、騎士としての道を走り続けた。
しかしそれにも終わりは来た。魔神の軍勢に敗れ、姫をついぞ助ける事はできなかったのだ。
その最後に想ったのは、騎士としての後悔ではなく、友を救えなかった喪失感。
より近くに、より大切にと思い騎士となった。しかしそのしがらみが無く、私人として傍にいればその別れは無かったのかもしれない。
姫を守れず、後悔に沈んだ騎士の障害に意味は無かったのか……
答えは否だ。仲間を奮い立たせ、民を守る。それもまた、彼女とその姫が願ったものの一つなのだから。
悔いの中沈んだ彼女達へと捧げるこの唄は、軍歌であると共に、彼女たちの生き様を称える鎮魂歌でもあるのだろう。