●現実錨

それはタイムキーパーが、過去の自分へと贈ったもの。『止まってほしい』と強く感じた時ブリギットの中で現実は固定され、その景色が見え続ける。ブリギットの現実の中でその者に触れた時、関連する事象はその時まで巻き戻り、そして現実が動き始める。
ただしこれ自体は相当強く思わないと発生せず(身の回りが危険であったり、させてはいけないと強く確信している等)、30秒経過すると自動的に現実が再び動き始める。

ある者にとってはただの幻影にすぎないが、現実という時間の海に錨を下ろすことのどこがおかしいというのだろうか？

▶リアリティ・グルーヴ

現実溝と呼ばれる時間構造を出現させる。それは現実の変異或いは時間からの隔離であり、ブリギットがタイムキーパーよりも先に辿り着くはずだった理論の一つ。しかしそれを観察していたタイムキーパーはそれを研究し、過去の世界で『時空錨』を作り上げた。
こちらが原理の為か時空錨よりも強固であるが、あくまで物体としては持ち運ぶことができない、不可視の理論であるという。

●未到達

ブリギットはまだこの理論に達していない為、意図的に使うことができません。