憎しみの女王(悪堕ち)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、魔法文明語
- 生息地
- "退廃の図書館"
- 知名度/弱点値
- 20/25
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 14 (21)
- 精神抵抗力
- 14 (21)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
噛み付き | 16 (23) | 2d6+18 | 15 (22) | 13 | 420 | 89 |
特殊能力
○不安定な自我の殻
このキャラクターは、弱点隠匿判定の成否に関係なく、弱点が存在するキャラクターの弱点効果をあらゆる攻撃に適応します。
○剣の欠片=12
上記のデータから、「HP+60,抵抗+3」されています。
○叡智と退廃の図書館
このキャラクターに剥ぎ取りを行うことはできません。
○速度=+2
主動作を「2回」追加します。
○魔法少女
「○病気、精神効果属性無効」を持ちます。
また、自身の手番開始時にMPを全回復します。
○憎悪の名の下に
2Rごとに相手に「悪者」を付与する能力を使用します。
悪者
付与された対象は2Rの間、[弱点:憎しみの女王からの攻撃+3]を得ます。
○アルカナ・スレイブ
3Rごとに、全てのキャラクターを対象にする広域攻撃を使用します。
○〈ターゲティング〉〈魔法収束〉〈魔法制御〉〈マルチアクション〉〈鷹の目〉
▶憎悪の光/15(22)/回避力/消滅
「形状:射程/射撃:1(10m)」、「対象:1体」に「2d+15」点の魔法ダメージを与えます。
この能力は魔法攻撃として扱います。また、この能力で与えた適用ダメージ分、自身のHPを回復します。
この能力の使用後、MPを「18」点消費します。
▶愛と憎悪の名の下に/14(21)/生命抵抗力/半減
「形状:射程/射撃:1(10m)」、「対象:1体」に「2d+18」点の魔法ダメージを与えます。
対象に「虚弱:3」、「武装解除:3」を付与します。
この能力は魔法攻撃として扱います。
この能力の使用後、MPを「50」点消費します。
☑アルカナ・ビート
次の近接攻撃1回に、命中した対象に「悪者」を付与する効果を得ます。
!広域攻撃です
▶アルカナ・スレイブ/17(24)/精神抵抗力/半減
「形状:射程/射撃:2(50m)」、「対象:全て」に「2d+28」点の魔法ダメージを与えます。
この能力は魔法攻撃として扱います。
この能力は1ラウンドに1回までしか使用できません。
解説
愛と正義の名のもとに、魔法少女がやってくる!
The Queen of Hatred(O-01-04、憎しみの女王)は水色の髪とアニメ風の黄色い目を持つ肌の白い少女の姿をした、『魔法少女』の1人としても知られている幻想体です。
彼女は、ピンクと黒を合わせたハート形の髪飾り、水色のタイツとピンクの靴を履き、学生服に似たピンク色の服装―ピンクの層状プリーツスカートとジャケット、小さなピンクのリボンを身に着けています。これらの衣装はいずれも魔法により構築されています。
彼女は黄色いリングのついたピンク色の杖を所持しており、その先端には真ん中にハート形の穴の開いたピンク色の星がついています。この星は一対の小さい白い翼で装飾されており、待機中は羽ばたきながら浮遊しています。 また、杖のもう一端には真ん中に星形の穴の開いた水色のハートがついています。
以前から彼女らはいずれも「魔法少女」と呼称されており、他の魔法少女と姉妹であるとも言われています。
そのため、憎しみの女王も貪欲の王と絶望の騎士とに何らかの関連があるようです。
彼女は世界を守ることを願う「英雄」の1人です。
しかし自らの強迫観念により、彼女の精神は不安定でやや躁鬱気味な振る舞いを見せます。
L社施設の緊急時に救援に駆り出るなど、憎しみの女王は他の姉妹より感傷的な兆候を示します。
また、彼女は記憶喪失に苦しんでおり、短い間の記憶が絶えず消失しています。
そのため直近の出来事と自身が起こした収容違反や変身の大部分を覚えていません。
正義に対する彼女の執着は、人々を「悪者」から守るようにと彼女の心を変えました。
バランスをとるためには、善も悪もともに存在しなくてはなりません。
もし「悪」が存在しなければ、理性を失ってもう一つの形態に変わることで、「悪」の役割を補うでしょう。
彼女が発見された場所、および施設に至った経緯は依然不明です。
幻想体は平和と正義のためにどんな悪党とでも戦うような少女の姿をしている。
普段通りならば、この幻想体は思いやりがあり礼儀正しい。
職員と気軽な会話をすることもできる。
自身を世界を守るために遣わされたヒーローであることを疑わず、そのことが誇りであると大層に感じている。
幻想体が『不安な』または『懐疑的な』状態に陥ると、2~4日ほどで対外的な人格が変容し、解離性障害の症状を示す。
この幻想体は善と悪の確固たる定義を持っている。
悪の存在について疑惑に駆られ自己の信念が脅かされたとき、その疑いを否定するために自ら『悪』になろうと決めたとも推測されている。
『怒り』が終わった後、本人は自身の行動をよく覚えていない。
あえて幻想体に過去に何が起きたのかを思い出させる必要はない。