容姿・経歴・その他メモ

経歴表:近所では一番の物知りだった
冒険に出た目的:最強の存在になるため

彼はナイトメア-忌み子-であるが冒険者になる前に最低限の魔動機術を扱えていた。
それは複数の幸運が積み重なった結果である。

・彼の母親が熱心な賢神キルヒアの信者であり、優れたプリーストとのつながりがあった。
・上記により出産時母体が傷ついたが、神の奇跡により一命を取り留めた。
・キルヒアの神殿がある町は学力が高く、学力が高いことは差別の軽減につながっていた。
・また神殿には学校が併設されており、母親のコネにより最低限の勉強をさせてもらえた。

とは言え彼はナイトメア、正体を知るものからの扱いは冷たく、また高等学校に行ける環境ではなかったため
初等教育を済ませた時点で家を出ることになった。

近所で物知りだった理由も、彼の出自に深く関係している。
常日頃フードを被って生活しているが、うっかり角を見られてしまえば何をされるかわからない。
ゆえに外出は人の少ない時間帯になり、普段は本を読んで過ごすことが多かった。
（親が勉学をよしとするキルヒアの信者なので、書籍は大量にあった。）

しかし彼自身の考えは戦神ダルクレムのそれに近い。『力こそすべて。勝利こそが真理。敗北は破滅である。』。
親が所有している本の中に、第二の剣イグニスや蛮族に関するものがあり（これ自身は暴力を推奨するものではないが）感化された結果である。
性格というのは先天的な要素と後天的な要素で決まるとされているが、『穢れ』という蛮族に近い要素をもって生まれ、なおかつ差別をされ続けているのだ、無理もないだろう。
先ほどの本は所詮きっかけでしかないのだ。

...ただあくまで彼は人族だ、『穢れ』の積極的な取り込みは行わないし、『穢れ』を増やしてしまう『リザレクション』は拒絶している。『異貌』も基本的にはしない。

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