容姿・経歴・その他メモ

世間知らずのルーンフォーク
感情の起伏が少なく、淡々としているが
好奇心旺盛で行動的な一面も持つ。

知能はあまり高くなく、勘違いや間違った知識を
つけていることが多い。
そのせいでトラブルメーカーになりがち。

好きなことは食事。
旅の理由は、世界をもっと知りたいから。








というのは
表向きの話だ。
彼女は研究施設で戦闘兵器として扱われる実験体だった。

ルーンフォークは死亡すると、１年間の記憶を失うが
体に染みついた戦闘技術などは失われないことが分かった。

そこで、死の瀬戸際に常に立たせ
壮絶な戦闘の中で磨かれる能力上昇を狙った実験を行った。
何度も戦わせ、死なせて蘇らせるうちに、イノは類稀なる戦闘技術を身に着けた。

そしてそれは、研究員の管理できる範囲を
超えてしまったことも意味していた。

イノは武力行使で、研究所を制圧した。
これで実験は失敗。そう思われた。

しかし彼女が求めたのは解放でも、贖罪でもなく
より強い相手との闘争だった。

そう、イノの体に残ったのは戦闘技術だけではなかった。
死に際で戦い続ける多幸感、闘争本能までもが
根深く体に残っていたのだ。

そうして強引に強い蛮族を連れてこさせられているうちに
研究員は全滅してしまった。

図らずも自由の身となったイノ。
しかし、イノの渇きは満たされることはなく
今も、闘争の中を彷徨い続けている。

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