聖印と神像

聖印
五芒星を模した花。花弁には葉脈のような線が走っている。

神像
翼がない四足歩行の龍の像。背中には木々が生い茂っている。

神格と教義

始まりの剣が生まれる前の、荒野しかなかった時代から存在する大地そのものを司る神です。
というより、第三の剣が地面へと突き刺さったことで大地が神格を得たものとされており、大地そのものという見方が主流です。
神格を得る前から大地として存在しており、自身を生み出した始まりの剣をそれほど重要視していません。寧ろ道具として生まれてしまったことへの嘆きを持っています。

この世界に生まれてくる生命全てを我が子と呼び、人族蛮族分け隔てなく加護を授けます。アンデッドに対しても、地に還ることが出来なくなった哀れな子と呼び、出来うる限りの慈悲を与えます。

大地そのものであるため、その大地で起こった出来事は全て知覚しています。その知恵はラクシアそのものから得ているともされ、我が子達に求められれば惜しみなくその知恵を授けますが、その言葉はどれも遠回しで難解です。

「剣は使い手無くして剣足り得ない。きっと、彼ら彼女らが剣として生まれなければこれほど生命は繫栄しなかったでしょう」
「剣は本来争うためにある。生まれながらに誰かを傷つける宿命を背負ったものほど、哀れなものはありません」
「私は大地。姿形は代われどあなたを支えるもの」

格言

「よく来てくれた、我が子達。私にわかることは何でも教えよう」

「生まれる意味を考えることこそ、貴方が生きる理由でもある」

「過去も未来も貴方が全て決めることで、誰かに委ねるものではないのですよ」