ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【秘伝・葦名無心流】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【秘伝・葦名無心流】

(葦名)
入門条件
_名誉点500

 とある霧深い小国の密使が弟子に伝えた秘伝。その多くは既に失われた技術であり、体得に長き時を要する。しかし人間でなければ、その有り余る時間の中で技術を体得していくのも良いだろう。元来、この技術は一人の人間が無限の時を経て辿り着いた一つの答えなのである。永劫の時、輪廻転生を繰り返した彼の者は遂に次元を跨ぎ、望む未来に辿り着いたのだ。

流派装備

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
阿攻の御霊降ろし 30 冒険道具類 取引不可 自身の与ダメージを上昇する。
吽護の御霊降ろし 30 冒険道具類 取引不可 自身が受けるダメージを軽減する。
月隠の御霊降ろし 30 冒険道具類 取引不可 自身が敵に狙われにくくなる。
夜叉戮の御霊降ろし 30 冒険道具類 取引不可 自身の与ダメージを上昇する。

秘伝

この流派では【形代】と呼ばれるアイテムを消費していく秘伝や流派アイテムが存在します。【形代】はこの流派に入った時から自身の冒険者レベル分所持しているものとして扱われます。形代は1日の開始時に最大値に戻ります。

《弾き》

必要名誉点
200
タイプ
常時型
前提
戦士系技能(グラップラーを除く)
限定条件
使用
フェンサー、ファイター、バトルダンサー技能
適用
1回の攻撃
リスク
なし
概要
近接、遠隔攻撃に対し、回避の代わりに弾きを行う。
効果

攻撃を受けた時、敵の攻撃を弾くことが出来ます。これを行うかどうかの判断は、敵の命中力判定の達成値を確認した後で行えます。これを行う場合、回避判定の代わりに自身の装備している任意の武器による命中力判定を行い、達成値の比べ合いを試みます。このとき、通常の回避力判定とは逆に、《弾き》を試みる側が能動側、先に攻撃を試みた側が受動側となります。能動側が有利な結果になった場合、受動側の近接攻撃は弾かれ、【体幹ゲージ】が1溜まります。このゲージは敵の攻撃に使われた近接戦闘技能及び、魔物レベルが最大値として扱われます。【体幹ゲージ】が最大値を超過した場合、超過した対象は1度主行動の権利を失い、あらゆる行為判定を次の手番まで行うことが出来ず、更に受けるダメージが2倍になります。能動側は次の自身の攻撃の威力参照表の出目を+10した攻撃を行えます。また、経過ラウンド×2の値だけ《弾き》の達成値に+1の修正を得ます。
 受動側が有利な結果になった場合、その近接攻撃が命中します。
《弾き》の効果は、その成否に関わらず、1ラウンドに何度でも試みることが出来ます。

《雷返し》

必要名誉点
50
タイプ
常時型
前提
戦士系技能(グラップラーを除く)
限定条件
使用
フェンサー、ファイター、バトルダンサー技能
適用
雷属性の魔法ダメージが発生した時
リスク
自身がそのダメージを受ける。
概要
雷属性の魔法に対して雷返しを行う
効果

自軍が存在するエリアに雷属性の魔法ダメージが発生した時にその手番に割り込んで使用することが出来ます。2d6のサイコロを振り、その出目が5以上の時に、その魔法、または特殊能力を、即座に任意の対象に自身の攻撃の追加ダメージとして扱い、命中判定を行い命中した場合、ダメージを与えることが出来ます。この行動は敵の手番にも割り込みとして使用することが出来ます。また、この時発生したダメージは雷属性の物理ダメージとなり、C値は13で固定となります。

《見切り》

必要名誉点
100
タイプ
常時型
前提
戦士系技能
限定条件
使用
戦士系技能
適用
1回の宣言特技が宣言された近接攻撃
リスク
対象の近接攻撃のダメージ+10
概要
敵の強力な攻撃を見切り、体幹に大きなダメージを与える。
効果

この特技は相手が宣言特技を宣言し、近接攻撃を自軍キャラクターに対して行った時に使用することが出来ます。相手の攻撃に対して自身が回避判定を行い、対象の命中力判定の達成値より「3」以上高い値で回避したならば、前述した【体幹ゲージ】が3溜まり、その近接攻撃が自身、または本来の対象に命中しなかったと処理します。攻撃が当たっても当たらなくても発生する効果、特殊効果も発動しません。

忍びの目ならば、突きの動きを捉え刃を踏みつけ、そこから反撃に転じられる
誤れば死地に至るだろう だが、見切ればすぐにでも殺せるではないか 忍びはそう考える

《旋風斬り》

必要名誉点
50
タイプ
独自宣言型
前提
戦士系技能(グラップラーを除く)
限定条件
使用
フェンサー、ファイター、バトルダンサー技能
適用
2回までの近接攻撃
リスク
回避判定-1
概要
3体までの敵を攻撃
効果

回転の勢いをつけた鋭い斬撃で、複数の敵を巻き込み攻撃します。近接攻撃を行う時に宣言し、そのラウンドの連続した攻撃2回に有効です。ただし、異なる武器で攻撃する場合も同じ対象を選ばなければなりません。近接攻撃が可能な位置にいるキャラクターを任意に3体まで選び、それら全てに攻撃を行います。攻撃者の命中力判定は一括で1回のみ行い、複数に命中した場合、ダメージも一括で決定します。またこの特技を使用してダメージを与えた際、相手の防護点、またはダメージカットを5点低いものとして扱います。これらの戦闘特技は宣言特技の枠を消費せず使用できます。

回転の勢いをつけた鋭い斬撃は、複数の敵を巻き込みやすく、敵のガードの上からでもダメージを与える
多勢に囲まれたとて、この忍び技があれば切り抜けられよう

《奥義・大忍び刺し》

必要名誉点
200
タイプ
独自宣言型
前提
戦士系技能(グラップラーを除く)
限定条件
使用
フェンサー、ファイター、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
カウンターのダメージ2倍
概要
形状:突破と同様の効果を受ける。
効果

キャラクター1体を目標として、自身の次の攻撃に対して形状:突破の効果を付与し、攻撃します。また、この宣言特技は例外的に乱戦エリア内で宣言することが可能であり、更に自分のいるエリア内に敵軍キャラクターが同時にいる場合でも移動することが可能です。この秘伝宣言時の移動距離は制限移動の距離と同じ値を適用します。この秘伝を宣言する際、【形代】を1つ消費し、複数対象を取る宣言特技を宣言出来なくなります。

遠距離から届く鋭い突きを繰り出し、刺さった敵を踏み台にして高く飛びあがる
敵を穿ち、再び舞い上がる様は、梟の狩りの如し

《忍びの目》

必要名誉点
50
タイプ
常時型
前提
秘伝《見切り》
限定条件
使用
適用
1回の《見切り》
リスク
なし
概要
《見切り》で与える体幹ゲージが倍になる。
効果

この常時特技を修得しているキャラクターは見切りを成功させたときの、体幹ダメージが倍の値に上昇する。

実際のところ、忍びの目は、刃のみを追っているわけではない
鋭い切っ先は恐ろしい だが、それに心を囚われず見るとは無しに、全てを見るのだ

《一文字》

必要名誉点
50
タイプ
《全力攻撃Ⅱ》変化型
前提
なし
限定条件
2H近接武器
使用
ファイター技能orバトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
回避力判定-2
概要
近接攻撃のダメージ+15、体幹ゲージが+5 
効果

 上段から重い一撃で叩き斬る流派技。
 宣言を行った近接攻撃が命中した場合、ダメージを「+15」点します。加えて、攻撃した対象の体幹ゲージを追加で+5します。
 宣言を行ったら、リスクとして自身の回避力判定の達成値に-2のペナルティ修正を受けます。

無骨に、正面から叩き斬る ただ、それだけを一意に専心した技 その専心ゆえに、葦名流は強い
この一文字、極めればさらに先があろう

《登り鯉》

必要名誉点
50
タイプ
常時型
前提
一文字
限定条件
なし
使用
ファイター技能orフェンサー技能orバトルダンサー技能
適用
1回の弾き
リスク
なし
概要
1回の弾きで与える体幹ダメージが「+3」点される
効果

 この常時特技を修得しているキャラクターは弾きを成功させたときの、体幹ダメージが「+3」点上昇する。

葦名流は、源の水の流れと縁深い 襲い来る刃を、見事に弾き返す様 それを滝を登る鯉に例えた
 

《下り鯉 》

必要名誉点
50
タイプ
常時型
前提
一文字
限定条件
なし
使用
ファイター技能orフェンサー技能orバトルダンサー技能
適用
弾き後、1ラウンド(10秒)間の近接攻撃
リスク
なし
概要
弾き後に近接攻撃を命中させると体幹ダメージを1与える。
効果

 この常時特技を修得しているキャラクターは弾きを成功させた後10秒(1ラウンド)の間、近接攻撃を命中させた時、体幹ダメージを1与えることが出来る。

葦名流は、源の水の流れと縁深い 刃を弾き返し、そこい苛烈に畳み掛ける様 それを滝を下る鯉に例えた

《流水》

必要名誉点
100
タイプ
常時型
前提
登り鯉
限定条件
なし
使用
ファイター技能orフェンサー技能orバトルダンサー技能
適用
1回の弾き
リスク
なし
概要
弾き失敗時に自身と相手の命中力判定の達成値の差だけ、受けるダメージを減少。
効果

 この常時特技を修得しているキャラクターは弾きを失敗した際、自身と相手の命中力判定の達成値の差だけ、受けるダメージを減少させることが出来るようになる。

葦名の衆は知っている 流れる水こそ、強いということを 硬く受け止めるのではなく、流れるように受け流すべきなのだ

《一文字・二連》

必要名誉点
100
タイプ
《全力攻撃Ⅱ》変化型
前提
一文字、登り鯉、下り鯉
限定条件
2H近接武器
使用
ファイター技能orバトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
回避判定-6
概要
近接攻撃のダメージ+15、体幹ダメージ+5、命中判定を2回使用
効果

 一文字に加えて、追い面を放つ。
 宣言を行った近接攻撃が命中した場合、ダメージを「+15」点します。加えて、攻撃した対象の体幹ゲージを追加で+5します。また、この攻撃は1回の攻撃に2度命中判定を行うことが出来ます、コレは2回とも同じ対象のみが対象となり、命中した場合、それぞれの決定ダメージにそれぞれ防護点を適応することになります。

 宣言を行ったら、リスクとして自身の回避力判定の達成値に-6のペナルティ修正を受けます。

無骨に、正面から叩き斬る 反撃が来るならば、もう一度叩き斬る
葦名の一文字は、二連で完全となる

《奥義・葦名十文字》

必要名誉点
200
タイプ
主動作型
前提
流水、一文字・二連
限定条件
武器種〈ソード〉
使用
ファイター技能orバトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
回避力判定-6or回避判定自動失敗
概要
近接攻撃のダメージ+30、体幹ダメージ+10、命中時威力表を2回使用
効果

 納刀の構えから 高速の居合いを繰り出す流派技
 構えを維持すれば、機を伺って迎撃できる

 この秘伝は他の【秘伝・葦名無心流】の宣言特技と併用することは出来ません。宣言を行った近接攻撃が命中した場合、ダメージを「+30」点します。加えて、攻撃した対象の体幹ダメージを追加で+10します。また、攻撃が命中した際に威力表を2度振ることが可能になります、コレは2回とも同じ対象のみが対象となり、それぞれの決定ダメージにそれぞれ防護点を適応することになります。

 また、構えを維持することにより敵の攻撃に際してカウンターとして攻撃を行うことも出来ます。その際のリスクは回避判定が自動失敗となります。カウンターとしてこの秘伝を使用する際は、相手の命中力判定の達成値とこちらの好きな技能レベル+敏捷度ボーナス値+2d6の値で達成値の比べ合いを試みます。このとき、通常の回避力判定とは逆に、秘伝技を試みる側が能動側、先に攻撃を試みた側が受動側となります。
 能動側が有利な結果になった場合、受動側の近接攻撃は切り伏せられ失敗し、同時に能動側が使用した武器による命中を受動側に与えたものとして、ダメージや攻撃に付随する効果の処理が行われます。その時にこの秘伝を宣言していたものとして処理を行います。
 受動側が有利な結果になった場合、その近接攻撃が命中します。のみならず、算出ダメージの決定において、威力表参照や打撃点決定を行う2d6の出目が「12」であったものとされます。これによりクリティカルが発生した場合、その2廻り目以降は、通常の処理を行います。この秘伝の効果は、その成否に関わらず、10秒(1ラウンド)に1回しか試みることは出来ません。

疾く斬ることを一意に極めた 葦名流の奥義である
その居合は、瞬きする間に十文字を描く
儂の十文字は、修羅の腕をも斬り落とす
剣聖・葦名一心は、そう囁いた

《命の呼吸・陽》

必要名誉点
200
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
使用
ファイター技能orフェンサー技能orバトルダンサー技能
適用
リスク
なし
概要
近接攻撃でダメージを与えた際、その値の半分HP回復
効果

この特技を持ったキャラクターが、近接攻撃によって相手にダメージを与えた際、その与えたダメージの半分の値(端数切り上げ)、自身のHPが回復する。また、この回復は超過する。


忍殺は、忍びにとっての息継ぎである
殺すとともに、忍びの呼吸で体と心を整える そうすれば、まだまだ殺せる

《命の呼吸・陰》

必要名誉点
200
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
使用
ファイター技能orフェンサー技能orバトルダンサー技能
適用
リスク
なし
概要
近接攻撃でダメージを与えた際、その値の半分HP回復
効果

この特技を持ったキャラクターが、近接攻撃によって相手にダメージを与えた際、その与えたダメージの半分の値(端数切り上げ)、自身のHPが回復する。また、この回復は超過する。
また、自身の冒険者レベルより相手の冒険者レベル、魔物レベルが高かった場合、その回復量に+20のボーナス修正を受ける。


忍殺は、忍びにとっての息継ぎである
強者との戦いを経れば、その息継ぎも深くなるというもの

《奥義・浮き舟渡り 》

必要名誉点
300
タイプ
主動作型
前提
なし
限定条件
使用
ファイター技能orフェンサー技能orバトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
回避-8
概要
5回の連続攻撃
効果

 舞うように連撃を繰り出す流派技
 流れるような動きと手数により敵を圧倒する
この秘伝は他の【秘伝・葦名無心流】の宣言特技と併用することは出来ません。この主動作型の攻撃を行った際、命中力判定に自身の現在の形代の数のプラスの修正を加え、5回の近接攻撃を行います。
この攻撃は5回、命中判定を行いますが、どこかのタイミングで命中した際、そこからは攻撃が自動的に命中した扱いでダメージ算出に以降します。
また、デメリットとして回避力判定に-8のペナルティ修正を受けます。


葦名流の剣技ではあるが、異端にあたる 外から来た者が、伝えた技ゆえに
その遣い手は、浮き舟を渡り、葦名に舞い降りた 名を、巴と言う

《秘伝 竜閃》

必要名誉点
200
タイプ
主動作型
前提
なし
限定条件
武器種〈ソード〉
使用
ファイター技能orバトルダンサー技能
適用
1回の武器攻撃
リスク
回避-8
概要
斬撃による遠隔攻撃
効果

 納刀の構えから、高速の斬り下ろしと共に真空波を繰り出す流派技
 この秘伝は他の【秘伝・葦名無心流】の宣言特技と併用することは出来ません。この主動作型の攻撃を行った際、相手に攻撃が命中した場合威力表を2度降り、2回目の威力表によるダメージを2倍として与えることが出来ます。
 また、2回目のダメージは遠隔攻撃として扱うことが出来ます。


若き剣鬼一心は、死闘の日々を重ねただ、ひたすらに斬った 如何に斬ろうか、如何に斬るべきか…
 そう突き詰めるうち、気づけば刃は飛んでいた

製作者:五郎