自身の使役する黒狼の能力を味方の使役する魔物たちに付与します。
対象範囲内にいる人族以外の味方陣営の命中力、回避力判定に「+1」のボーナス修正を与えます。

対象の影から使役する黒狼を呼び出して噛みつかせます。
この魔法は抵抗力判定に、回避力判定を用います。
対象に「威力20+魔力」点の魔法ダメージを与えます。
日光が通らない室内や夜間にこの魔法を行使する場合、行使力判定に「+2」のボーナス修正を受けます。

対象はもう片方の対象に対して理不尽に怒りを募らせるようになります。
酷く暴力的になり、相手へ危害を加えようとすることに躊躇がなくなります。
戦闘で使用するとお互いに対象が行う判定に対する対抗判定に「-2」のペナルティ修正を受け、与える物理、魔法ダメージが「+3」点されます。
この魔法は、対象のどちらかが抵抗に成功した場合でも、もう片方が失敗した場合、失敗した側には効果を発揮します。
（※対抗判定とは、命中力判定に対する回避判定、魔法行使判定に対する抵抗力判定などの相手の能動的な判定に対する判定のことをさします）

この魔法を行使する際、対象は術者と絶対的な主従関係を結んでいる必要があります。(この際主は術者です)
対象は自身の種族、穢れ、種族特有の身体的特徴などを隠蔽することができ、魔物知識判定や真偽判断の目標値をこの魔法を行使した際の値にすることができます。
ただし、この際対象が穢れを持っている場合、「持っている穢れ×2」点を目標値から引く必要があります。
また、この魔法を【センス・マジック】等で判別する際、行使判定の値がこの魔法の行使判定の値を越えなければ、判別することが出来ません(魔法がかかっているということはわかります)