"双子の生き人形"ルナ＆メア
- 知名度
- 17/21
- 形状
- ゴシック調のドレスを纏った双子の少女の人形
- カテゴリ
- 特殊
- 製作時期
- 現在
- 概要
- アイン・マグノリアが作成した、意思を持つ２体の人形の少女。アインの勧めで"主人公"達に同行する。
- 効果
-
疑似的なフェローデータ(お助けNPCのようなもの)です。アイテムではありませんが便宜上アイテムとして記述しています。
戦闘においてPC陣営を手助けします。１０秒(１ラウンド)に１度、PC陣営で最初に行動するキャラクターの、行動直前に割り込んで行動します。行動の内容は「ルナ＆メア戦闘行動表」に示す通り「１～６」の６種類が存在し、１ｄ６を２回振り、出た２つの出目の中から１つを選び（ＧＭが選択します。）行動表の対応する数字の行動を行うことが出来ます。▶ルナ＆メア行動表
詳細
１：だぶるきゃすと[対象:任意５体まで][達成値:０]
《魔法拡大/数》と《ダブルキャスト》を用いて、５Lvまでの真語,操霊魔法を２回行使します。
行使の魔力および達成値は２回とも０となり、行使ごとに対象が異なっていても問題ありません。
(行使する魔法はGMが決定します、基本的にバフ魔法のみを行使します。よくあるものは以下の通りです。)詳細
カウンターマジック /精神抵抗+2(3分)
バイタリティ /生命抵抗+2(3分)
ファナティシズム /命中+2＆回避-2,精神効果(3分)
ファイア・ウェポン /物理ダメ+2,炎属性化(3分)
スペルエンハンス /魔力+1(3分)
アースシールド /防護点+2(3分)
エンチャントウェポン/物理ダメ+1(3分)
プロテクション /被ダメ-1,毒病呪×(3分)
２：かばぁりんぐ[対象:任意１体][達成値:-]
１０秒(１ラウンド)の間、指定した対象が受ける物理ダメージおよび魔法ダメージを７点軽減します。
３：くあっどちぇいん[対象:任意４体まで][達成値:-]
１０秒(１ラウンド)の間、対象の行動判定に-２のペナルティ修正を与えます。判定は行わずに効果は自動的に発揮されます。
[対象:任意１体]とすることで、与える行動判定へのペナルティ修正を-４にすることが出来ます。
４：連携《魔力撃》[対象:任意１体][達成値:？？+２ｄ（命中力）]
《魔力撃》を使用する事で、対象に２ｄ＋３３点の物理ダメージを与えます。命中力判定は任意の味方キャラクターと同じ命中力を使用します。この２ｄの出目が「１０」以上だった場合、与える物理ダメージは２ｄ＋４５点となります。
５：ヒールスプレーではない何か 改[対象:任意５体まで][達成値:-]
３分(１８ラウンド)の間、対象に「○再生=１０点」を付与します。対象は、手番の終了時にHPが１０点回復します。
既に「○再生=１０点」の効果を得ているキャラクターを対象とした場合、効果が「○再生=１５点」に変化します。
６：冴えてる大魔法[対象:任意５体まで][達成値:１７+２ｄ（魔法行使）]
《魔法拡大/数》《魔法制御》のいずれかを用いて、１１Ｌｖまでの真語,操霊魔法を１回行使します。行使の際の魔力は１７です。
(行使する魔法はGMが決定します。よくあるものは以下の通りです。)詳細
ヘイスト /3-150,羽冠(1分)
バインドオペレーション /2-164,行動判定-2(3分,短縮)
サンダーボルト /3-145,雷属性魔法,魔法行使15+2d,ダメージ「k50@10+17」
アースヒールⅡ /3-150,HP回復「k30@13+17」
プロテクションⅡ /2-164,被ダメ-3,毒病呪×(3分)
アイシクル・ウェポン /2-163,物理ダメ+3,氷属性化(3分)▶緊急脱出
万が一PC達が致命的な危機に陥った場合に「ルナ＆メア行動表」の代わりに選択する動作です。
PC達４人(気絶者、死亡者含む)をそれぞれ鎖で捕縛し、【フライト】を行使する事で強引に戦闘からの離脱を試みます。
その後、回復や(死亡者がおり同意があるなら)【リザレクション】での蘇生を行い、戦力の立て直しを試みます。
由来・逸話
アイン・マグノリアが"ゲーム"の世界で偶然作成した、長い銀髪にゴシックドレスを纏った双子の少女のような外見をした生き人形です。黒い杖を持った金瞳の少女がルナ、黒い大剣を持った赤眼の少女がメアと呼ばれています。
かつては、まともな人間性を持ちながらにして"奈落"の中で人を殺し続ける運命に陥ったアインを人殺しにしないために、代わりに自分たちが全ての人殺しを請け負うことで彼女を救済しようとしていました。当時のアインはＰＣ達によって救われ、"奈落の書"の中にその魂が取り込まれる事にはなりましたが、「せっかく自らの意思を持って生まれたのなら自由を得て幸せになって欲しい」というアインの願いから、ＰＣ達の冒険に同行する事になりました。
最終的に、本来の主人であるアインは生存しており、ＰＣ達の活躍により世界は消滅を免れたため、このような結末を作り出してくれたＰＣ達には心の底から感謝しているようです。
そもそも初めてＰＣ達と出会って戦ったとき、「敵」としてではなく、「救うべき相手」として扱われていたような気がして調子が出なかった...と彼女たちは思っています。
そんなこんなでＰＣ達の事をとても気に入っているので、表面上では適当で粗雑な態度を取っていますが実はＰＣ達の事はかけがえのない大切な仲間だと思っているようです。「「そんな事思ってないから！！！！」」
因みに、騒動が終わった後アインは冒険者を正式に引退し、かつての冒険者仲間であるアグロが経営するギルドであるストーンキープの"夢の木立亭"地下に工房を強引に移設し、作成方法と再現性が失われた「生き人形」の研究や人々の役に立つ魔法やアイテムの開発を楽しんでいます。