"蒼穹の聖騎士"No.1(ファンタズム)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 機械
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 1
- 言語
- 魔動機文明語
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 14/18
- 弱点
- 炎属性ダメージ+3点
- 先制値
- 19
- 移動速度
- 32/32(飛行)
- 生命抵抗力
- 16 (23)
- 精神抵抗力
- 16 (23)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
ファンタズムソード | 12 (19) | 2d6+11 | 11 (18) | 8 | 143 | 90 |
ワイヤークロー | 12 (19) | 2d6+8 | ― | ― | ― | ― |
特殊能力
[常]水・氷属性無効
[常]マナコーティング(6)
自身が受けるあらゆる魔法ダメージを「-6」点します。
[常]飛行
空を飛んで移動できます。
戦闘時、近接攻撃の命中力、回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
[常]複数の攻撃手段を持つ
この魔物は複数の攻撃手段を持ち、任意にどちらを使用するかを決める事ができます。
[常]ワイヤークロー
ワイヤークローは「射程/形状:2(25m)/射撃」で「対象:1体」の射撃攻撃として扱います。
この攻撃は断空属性として扱い、魔法ダメージを与えます。また、自身の存在する乱戦エリアを対象とすることはできません。
[主]当たるを幸い(無作為)
両手と隠し腕に持ったファンタズムソードを振り回し、4回の攻撃を行います。攻撃の1回ごとに、対象は近接攻撃可能な敵の中から無作為に選ばれます。
[常]ターゲッティング&鷹の目
[主]レーグショット/7(14)/精神抵抗力/半減
「射程/形状:2(25~45m)/射撃」で「対象:1体」に焼夷弾を射出し、
「2d+14」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
この特殊能力は魔法の行使判定と同様に扱い、知力、魔力、行使判定へのボーナス・ペナルティ修正が有効です。
移動も魔法の行使同様、制限移動に限定されます。「装填数:3」です。
[常]スウィープブラスト
この魔物は特に対多戦闘に長けており、雑兵を、その数を逆用して蹴散らす事を得意としています。
〈剣のかけら(⇒「Ⅰ」399頁)〉によって強化されていない魔物に対して、自身が行う攻撃やダメージを与える特殊能力のダメージを+「10」します。
また、〈剣のかけら(⇒「Ⅰ」399頁)〉によって強化されていない魔物はこの特殊能力の効果を受けた攻撃に対して、《かばう》等、ダメージを肩代わりする特技や特殊能力を使用することはできません。
[補]イグニッションブレイブ
意思の力から魔力を変換する、遺失魔法式を行使します。
「射程/形状:2(100m)/起点指定」「対象:1体」の任意のキャラクターに使用することができます。
この時、自身を対象にすることはできません。
対象のMPを「2d6+63」点回復します。この能力は1ラウンドに1回まで使用可能です。
この能力を使用すると、MPを9点消費します。
[補]優しき手
接触した対象に傷を癒やす魔力を送り込みます。
「射程:接触」「対象:1体」の任意のキャラクターに使用することができます。
対象のHPを「2d6+23」点回復し、対象が受けている不利な効果を、達成値の比べ合いなしに一つ解除します。
どの効果を解除するかは対象が任意に決定します。また、解除しないという選択も可能です。
この能力は1ラウンドに1回まで使用可能です。この能力を使用すると、MPを9点消費します。
[補]牽制射撃
サブの武装を用いて牽制射撃を行ない、出来た隙に一気呵成に切り込みます。
この能力を使用した手番中に行う命中力判定に+2のボーナス修正を得ます。
この効果は累積しません。この能力を使用すると、MPを9点消費します。
[宣]オーラ斬り
所持した実体剣に魔力を纏わせ、光と共に斬りかかります。この宣言特技は種別〈ソード〉を使用した近接攻撃1回にのみ適用できます。
そのダメージを+「3」点した上で攻撃を純エネルギー属性に変更し、合算ダメージを魔法ダメージに変更します。
[常]カバーアップ
自身と同座標のキャラクター1体が回避判定、生命抵抗判定、精神抵抗判定に失敗した際に使用を宣言することができます。
そのダメージを自身が代わりに受ける事ができます。この能力を使用すると、MPを4点消費します。
[常]積層バリア
防御フィールドを多重に展開することで己と味方を守ります。
自身を含め、「射程:接触」で、任意の対象全てを選択することができます。
それらが受けるダメージの算出直後に使用を宣言することができます。
そのダメージを「2d6+16」点軽減します。この能力は1ラウンドに1回まで使用可能です。
[補]行動阻害排除
自身が回避力、生命抵抗力、精神抵抗力のいずれかに不利な効果を受けている場合に使用できます。
それらを、達成値の比べ合いなしに全て解除します。この能力は1ラウンドに1回まで、1日に2回まで使用可能です。
[補]魔力充填剤
自身のMPを「2d+53」点回復します。この能力は1ラウンドに1回まで、1日に1回まで使用可能です。
[常]急速離脱
この魔物はHPが「0」点以下になると、死亡せず強制的に戦闘を離脱します。剥ぎ取りは行なえませんが、この魔物が持っていた剣のかけらは自動的に手に入ります。
省略された特殊能力
[常]オプション:増加装甲
先制値-1、最大HP+10
[常]武装補正
先制値-4、行使判定-1
[常]剣のかけら×9
生命抵抗力+2、精神抵抗力+2、HP+45、MP+9
戦利品
- なし
解説
基地の頭脳であるサーバールームを護る、中型の魔動機械です。
基地の他の魔動機械が無残にも錆びつき、壊れている中で、何故かこの機体は新品同然で存在しています。
儀礼用の甲冑のような美しいデザインに、無数の騎士剣を持つ、異様な出で立ちをしています。
時代錯誤とも言うべきその容貌には、魔法文明時代の技術も投入されています。
魔法文明と魔動機文明の間の子と言うべきこの機体は、高い白兵戦闘能力に高機動、高耐久にガンへの耐性、そして修復用の魔術等、その性能は高いレベルでした。
しかし、この機体は結局不採用に終わります。一説には、政治的な理由で採用を避けられたとされており、「政治に負けたのだ」とまことしやかに噂されました。
この無数の剣は、その後に追加されたもののようですが……