傲岸不遜だが博愛主義者。
おおらかで大胆、多少の問題は気にしない。

故郷を失った経験から、弱者に対しては人一倍優しい。
困っている人は見過ごせない性格。不利になってでも助けようとする。

一方で不義や不正、罪なき人々を脅かそうとする者に対する義憤も人一倍どころではなく強い。
やられたら二度とその気が起きないように徹底的にやり返すタイプ。

典型的なミリッツァの神官で、「弱者に庇護を、不義に誅罰を」がモットー。
とはいえ、恵みにしろ痛みにしろ与えたり返したりする量は、受けたそれよりずっと多い。

義理堅さと執念の塊。恩も恨みも決して忘れないタイプ。

王だけあってやや傲慢。しかし慈愛と思いやりに満ちており、仲間のことを大事にする。
勝つためでなく負けないために戦うタイプ。
大盾を振るうのは、それが今や忘れ去られた故郷の形見でもあるからだが、必要な時に必要なものを守るため。

一人称「ワガハイ」
口癖「～なのだ！」

とある小国の王族だったが、8歳の頃に魔神の襲撃によって故郷を滅ぼされる。
その後は側近と共に逃げ延び、冒険者に身を窶した。
元からわんぱくな性格であったため、堅苦しい王室より野山を駆けまわって冒険する方が性に合っていた。

成人になるのとほぼ同時期に側近を亡くし、天涯孤独の身となる。
しばらくは名を変え過去を捨てて活動していたようだが、あることをきっかけに翻意。
故郷、輝けるアウレルム王国の復興を掲げ、活動を始める。

＊アウレルム王国について
・一つの鉱山を縦に切り落とし、それを囲うように築かれている。
・貴金属、特に金の輸出で栄えていた。
・鉱山の裾から天辺まで金の柱がまるで木のようにそびえており、それが国名の由来となった。
　黄金郷とも。
・現在は魔神によって黄金柱は溶かされ、アウレルム王国も砂塵と共に過去に消えてしまった。
　誰も知らない黄金郷である。

その後は冒険者として各地のギルドを渡りながら、見込みのある者に臣下とならないか聞いて回ったりしている。
冒険者を続けているのは、名誉と名声とギルドの後ろ盾を得て少しでも祖国復興の役に立てるため。
個人的にはあんまり依頼の難易度や報酬には頓着せず、困っている人が居たら助ける。

「王になること」が夢。
祖国を再興し、そこの君主となる。

これまでの冒険の中でたくさんの弱者を見た。
謂れのない迫害を受ける者がいた。
それでも人の心を失わぬ者を知った。

そんな居場所を無くした者たちが、追われることのない国を作ろうと考えている。
忌み子(ナイトメア)も赤目(アルヴ)も追われた蛮族(ウィークリング)も関係ない。
みなで黄金郷に参ろうぞ。

＊大盾
父祖より受け継いだ大盾。
刻まれた紋章は、軍師として力を振るうためのもの。
父もまた偉大な軍師であった。
カロリナはその才覚を限定的ながら引き継いでいる。

しかし盾には秘密があった。
それは内に魔神を宿す『小魔の封入具』であるということ。
70年前の故郷の滅亡、それは魔神に誑かされた父の咎である。

カロリナもまた、魔神の力を操ることができる。
祖国を興し、仲間を守るための、やむを得ない契約である。

システム : 明地さんのロール(3 (2d+6)+1d+2d+2d+1d+(2d+6))
→ 1回目： SwordWorld2.5 ((2D6+6)+1D6+2D6+2D6+1D6+(2D6+6)) → (11[5,6]+6)+2[2]+8[5,3]+9[4,5]+4[4]+(4[2,2]+6) → 50
→ 2回目： SwordWorld2.5 ((2D6+6)+1D6+2D6+2D6+1D6+(2D6+6)) → (8[6,2]+6)+4[4]+10[5,5]+4[2,2]+5[5]+(7[6,1]+6) → 50
→ 3回目： SwordWorld2.5 ((2D6+6)+1D6+2D6+2D6+1D6+(2D6+6)) → (4[1,3]+6)+2[2]+6[1,5]+6[1,5]+2[2]+(7[2,5]+6) → 39 17:13:17
一回目を採用