容姿・経歴・その他メモ

「これこそが魔導の深遠、魔神の力！　この力をもって私はあなたに尽くしましょう！」


真名：ナーベリア・ホライズン

CLASS：キャスター

性別：女性

属性：混沌・悪・地

聖杯に賭ける願い：自分の力を活かせる主君を見つけ、寵愛を賜ること。

テーマ曲『Whisper Whisper Whisper（Azari）』

●詳細
キャスタークラスのサーヴァント。
黒いゴシックドレスを身にまとった少女。常に怪しいほほ笑みを絶やさない蠱惑的な印象を与える。常にそばには羽の生えた妖精・・・のようなものが浮遊しておりケラケラと笑っている。

●真名
ケルディオン大陸南西部にかつて興った国家「ガルバディアガーデン」の宮廷魔術師、ナーベリア・ホライズン。別名「脳食の魔女」。

ガルバディアガーデンは決して恵まれた国ではなかったが、王であるガルバディア7世の治世下に彼女が現れてからというもの、目覚ましい発展を遂げ国は一気に大陸の先進国の仲間入りを果たす。その陰には常に彼女の魔法による援助があったという。

美しい美貌をもった彼女は社交界でも注目の的だった。彼女は男性からの逢瀬の誘いを次々と受け入れ、寝所に誘うことから好色であるとも言われていた。

ただし、寝所に誘われた男性は1人も帰ってこなかった。ガルバディア7世や臣民たちは当然いぶかしんだが、国家において絶対の発言力を持っていた彼女に意見することなど誰もできず、また消えた男性のいずれかも下級貴族の出だったこともあって彼女の奇妙な行動は3年もの間黙認され続けた。

そこにとある下級貴族の息子が現れる。名を「アルガノ・ノストラハーツ」と言った。
アルガノはあえてナーベリアに近づき、軟派な態度を装って彼女の誘いに乗った。

寝所に案内されたアルガノはひそかに隠し持っていた鈍器でナーベリアを殴りつけ昏倒させると、寝所をくまなく探し、
暖炉の裏に秘密の地下工房への階段をみつけた。

地下に降りるとそこには非道な光景が広がっていた。

薬品につけられた人族の脳みそ。奇妙な腐乱死体。ずたずたに引き裂かれた生き物の死体。
そして床の魔法陣の中央で蠢く血濡れの何か。

そこに居たのは、ナーベリアの召喚した魔神だった。
魔神はアルガノとの激戦の末に討ち取られ、ナーベリアは魔法の発動体を奪われたうえで投獄されることになる。


獄中にいるナーベリアと、主君ガルバディア7世は対面した。
ナーベリアは言う。


「やり方も、行為も、結末も、私は後悔していない。けれど叶うなら、もっとあなたに尽くしたかった」

腐敗した役立たずの下級貴族を触媒に、軍を強化するための魔神を召喚し続けた魔女は誰にもその真意を理解されることなく処刑台に送られた。享年18歳。


後にガルバディアガーデンは外敵からの侵略に耐え切れず他国の属国となり果てる。

魔女の行いが正しかったのかどうか。それを知る術はもう残されていない。

●人物
目的のためなら手段を選ばない、魔術師らしい魔術師。
その目的も個人的裁量により決定されることが多く、決して善人とは言えない人物。
自身の目的を満たすためならば、一般人だろうが子供だろうが手にかける。
一方でかつてガルバディア7世にそうしたように、入れ込んだ相手にはとにかく尽くすタイプ。方法は有難迷惑なこともあるが。
事実彼女はガルバディア7世を慕いながら彼が愛した臣民を手にかけることには何の躊躇も覚えなかった。

●能力
ラクシア世界でも禁忌に近い外法とされていたデーモンルーラー技能の使い手。弓を射かけた場所を入口としてあらゆる魔神を召喚することができる。また真語魔法、操霊魔法、深智魔法をかなり高レベルで習得しており、キャスタークラスとしては破格の性能を誇る。逆に肉弾戦は大の苦手。


●ステータス
筋力：Ｄ 耐久：Ｅ　敏捷：Ｅ　魔力：Ａ　幸運：Ｃ　宝具：Ｃ


●スキル
〇道具作成（Ｂ）
：キャスターのクラススキル。魔力を帯びた道具を作製することができる。キャスターの場合、魔神の贄に必要な素材を現地調達により確保・加工することに長けている。条件さえそろえば無限に魔神を召喚することが可能になる。

〇陣地作成（Ｃ）
：キャスターのクラススキル。3×3マスの自陣を作製することができる。Ｃランクでは周囲のその存在を秘匿する『工房』を作製することが可能。

〇デジャヴ（Ｃ）
：ラクシア世界においてハイマン種が共通してもつスキル。小規模な未来予知。Ｃランクでは出会うサーヴァントのクラスを的中させることができる。真名までは把握できない。

〇魔法の申し子（Ａ）
：ラクシア世界においてハイマン種が共通して持つスキル。高い魔術的素養。Ａランクでは魔法攻撃時魔力点が+2される。

〇魔女の魅惑（Ｂ）
：美しい容姿をもって下級貴族を次々と骨抜きにした（文字通り）逸話がスキルとなったもの。自分より精神ボーナスの低い相手を25％の確率で魅了する。魅了された相手はキャスターに対するあらゆる行為判定に-2のペナルティを受ける。

●宝具
漆黒より来たれ、鎧の巨獣(クライムウォー・バールサビヨーネ)

「フフフ、ウフフフフ！！」

「おいでおいで、私の愛を証明して！私はあなたに尽くし、尽くし、尽くし尽くし！！漆黒より来たれ、鎧の巨獣(クライムウォー・バールサビヨーネ)』！！」


：キャスターが召喚できる中で最上位の魔神、バールサビヨーネを強化した状態で召喚する。鎧を着た巨大な熊の魔神は周囲を蹂躙し、破壊を続ける。一度現界したバールサビヨーネはもはやキャスターの魔力供給を必要とせず、独自行動を取り始めるためキャスター自身にもコントロールは難しい。

履歴

扉の小魔
外見：小妖精
性格：笑い上戸
自ら契約した。

セッション履歴

収支履歴