●常時効果

[常]漆黒の烙印

この能力を持つキャラクターは【暗視】を得ているものとして扱い、暗い状況（周囲の明るさによって『視界が悪いことによるペナルティ修正（『Ⅰ』103頁）』を受ける状況を指す』）下にある場合爪を構えていると、器用度・敏捷性に+12のボーナス修正を受けるが、10秒（1ラウンド）おきに1d6の確定ダメージを受ける。

[常]融剣

この爪を使用する際に、携行中のカテゴリ《ソード》の武器を装備、ないしは手に取った場合、その武器を取り込み、その武器が持つ特殊能力ごとこの爪のデータとして扱うことが出来、その武器のデータの威力に爪の威力を加算する。爪を納めた時、武器は手元に戻る。
ただし、取り込むことが出来るのは必筋20以下の1H（1H両や1H騎も可）かつ《武器習熟/格闘》に対応するランク以下の《ソード》のみであり、《二刀無双》を習得している場合、2Hの《ソード》も取り込むことが出来る。

●レベル効果

[補][常]LV1：唸り吼える

肉体から野性的本能が溢れ出し、獣の闘争心が宿る。
自動習得枠として《囮攻撃Ⅰ/Ⅱ》《露払い》を習得しているものとして扱い、補助動作として任意にフレンジィと同等の効果を発揮する。デメリットとして、アビスカース【唸る】を得ているものとして扱う。

[常]LV3：燃え盛る血潮

体温が高くなり、戦えば戦うほど身体が熱せられ動きが良くなる。
奇数ターンの場合、手番開始時、または炎属性の効果やダメージを受けた時、行動判定に+1のボーナス修正が入り、5、11、17、23と、ラウンドが進むたびにボーナス修正の数値を+1する（最大4）。この効果は最大4まで累積する。
偶数ターンの場合、身体が自然と冷えていき、手番開始時に行動判定に-1のペナルティ修正を受け、水・氷属性のダメージを受けた場合、これらに加えてさらに3点余分にダメージを受ける。この効果は最大-4まで累積する。

[常]LV5：迸る魔性

自身の手番開始時、精神抵抗判定を行い、その後その数値を目標値として「対象：1(半径6m)/空間」に対して「射程：自身」で精神抵抗を行わせる。この時失敗した対象はそのラウンドの間【バーサーク】と【ファナティシズム】の効果が適用されているものとして扱い、失敗した対象の数だけ自身のHPを「3」点回復させる。「[常]抑えられない獣性」が解放されている場合、手番開始時に行う精神抵抗判定は「[常]抑えられない獣性」による判定を基準値として扱う。

[常]LV7：抑えられない獣性

獣の闘争心を抑えきれず、自身の精神力次第では暴走してしまう。
自動習得枠として更に《全力攻撃Ⅰ》《インファイトⅠ/Ⅱ》《捨て身攻撃Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ》《変幻自在Ⅰ/Ⅱ》を習得しているものとして扱い、自身の手番開始時、目標値20の精神抵抗判定を行い、失敗した場合はそのラウンドの間【バーサーク】と【ファナティシズム】の効果が適用されているものとして扱い、それらの効果は【フレンジィ】等による精神効果属性に対する耐性を無視して適用され、攻撃後に「1d3+2」点の確定ダメージを受ける。この能力は「[常]迸る魔性」より先に処理し、この時の達成値を「[常]迸る魔性」による精神抵抗判定の基準値として扱う。

用法	必筋	命中	威力	C値	追加D	備考
1H拳	1	+1	6	10	+1	生来武器《爪》として扱う。