ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【爆炎剣技ー閻魔ノ型】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【爆炎剣技ー閻魔ノ型】

(ドーデン地方)
入門条件
50名誉点

 この流派は、ドーデン地方北のノーザンファング連山より伝わったと言われています……が、正確な起源はわかっていません。確かなことは、キングスフォールの鉄道の発展と共にこの流派は世界に広がり、一つの流派としてこのアルフレイム大陸に根差している、ということだけです。
 この流派の特徴は、炎属性を操る妖精の力を最大限まで解放し、制御することです。
 この「閻魔ノ型」は、キングスフォールにおいて炎属性の妖精剣二本を自在に操り、英雄と共に幾度となく世界の危機に立ち向かったナイトメアの放浪者が開拓したものであり、その性質は本来の流派より更に攻撃的なものに変わっています。
 その剣技は一言で言い表せばまさに”捨て身”であり、妖精と共にその身を炎で燃やし、突き進む……他の流派の者からは「命知らず」とも「閻魔の名を持つに相応しい、死に最も近い爆炎剣技である」とも評されており、あまり評価は高くはありません。
 事実として、入門者が修行中に火傷を負い、火傷跡が体に残ることもあり、流派自体を衰退させかねないとして危険視されてもいます。
 しかし捨て身の危険性に見合った破壊力を持っており、ダイケホーンの地にてこの流派の門下生が炎の妖精と共に炎のフィールドを作りあげ、襲い来る氷獣を双剣の二撃で切り伏せた、という話が伝わっています。

流派装備

 この流派では、妖精使いの宝石を収納し、かつ、自身が与える炎属性の攻撃の威力を高める機能を持つ〈紅蓮華の宝石飾り〉を伝えています。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
紅蓮華の宝石飾り 13 冒険者技能用アイテム 1200
+20名誉点
〈妖精使いの宝石〉合計6個を飾って使える。宝石は別売り。

秘伝

《紅蓮街道》

必要名誉点
30点
タイプ
独自宣言型
前提
《マルチアクション》
限定条件
炎属性契約
使用
-
適用
特殊
リスク
なし
概要
炎のフィールドを作り出し、範囲内の対象が受ける炎属性ダメージ+2、効果持続中は手番終了後「5」点の確定ダメージ
効果

 この秘伝は、秘伝使用者がランク5以上の炎属性の妖精魔法を行使できる状態でなければ使用できません。
 この秘伝が効果を持っている間、使用者は妖精魔法を行使することがいっさいできません。
 炎の妖精の力をフィールドに解き放ち、「全エリア(半径30m)/空間」の中のキャラクター全ては、この秘伝の所有者から受けるあらゆる炎属性ダメージが「+2」点されます(戦闘準備で使用した場合、配置時の地点から半径30mに効果が発揮されます)。
 この秘伝を使用している間、秘伝使用者は自身の手番が終了したときに、「5」点の確定ダメージを受けます(戦闘準備に宣言した場合、宣言直後に5点の確定ダメージを受けます)。
 この秘伝は使用者の手番開始時に効果を持続させるか解除させるかを選ぶことができます。この効果は手番中にもいつでも解除可能ですが、手番開始時に持続させることを宣言した場合、そのラウンド中にこの秘伝の効果を解除したとしても手番終了後に確定ダメージを受けます。

《連撃ー荒神鉄華》

必要名誉点
30点
タイプ
《マルチアクション》変化型
前提
《紅蓮街道》
限定条件
なし
使用
-
適用
1回の近接攻撃又は1回の魔法行使
リスク
なし
概要
近接攻撃と魔法行使を同時に行う。確定ダメージを受けて続く攻撃のダメージ上昇
効果

 この秘伝は、秘伝使用者がランク5以上の炎属性の妖精魔法を行使できる状態か、秘伝使用者が《紅蓮街道》の範囲内にいる時でなければ使用できません。
 基礎特技と同様、主動作によって近接攻撃または魔法行使を行うときに宣言し、その一回に有効であり、直後の魔法行使または近接攻撃を可能にします。この時、後に行われた方が炎属性の攻撃、魔法である場合、そのダメージを4点上昇させます。この効果で相手にダメージを与えた場合、秘伝使用者は「4」点の確定ダメージを受けます。
 また、秘伝使用者が《紅蓮街道》の範囲内にいる時にこの秘伝を宣言した場合のみ、行う魔法行使判定に”炎属性の”妖精魔法を《紅蓮街道》の制約を無視して行使することができます。

《乱舞ー双龍獄炎》

必要名誉点
50点
タイプ
《魔力撃》変化型
前提
《両手利き》、《紅蓮街道》
限定条件
1H近接攻撃武器×2
使用
ファイター技能、グラップラー技能、フェンサー技能、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃×2
リスク
生命、精神抵抗判定ー1
概要
両手の武器それぞれが炎属性の魔法武器となりダメージ追加、命中するごとに自身に確定ダメージ
効果

 この秘伝は、秘伝使用者がランク5以上の炎属性の妖精魔法を行使できる状態か、秘伝使用者が《紅蓮街道》の範囲内にいる時でなければ使用できません。
 炎の妖精の力を自身の両腕の武器に宿し、右手と左手、それぞれの武器がその攻撃中炎属性の魔法の武器扱いとなります。また、その二度の攻撃において、使用者のフェアリーテイマー技能ぶんのダメージを追加します。この秘伝による攻撃が命中した場合、そのたびに秘伝使用者のHPに「フェアリーテイマー技能/2(端数切り上げ)」分の確定ダメージが与えられます。
また、この秘伝を宣言した場合リスクとして生命、精神抵抗力判定に「-1」のペナルティ修正を受けます。

製作者:桂馬