基本的に1ターンに2回攻撃で魔力撃変幻自在魔力撃を行う
アールマータの特殊神聖魔法Lv2【マキーナー・グリーヴ】は
足場の悪い修正を受けずにキックダメージを+2するのでダウンルッカーを装備できる

命中（キャッツアイ込）
2d6+11
ダメージ（マキーナーグリーヴ、魔力撃込）
k25@10+22(*2)

フィリアは物心ついたときからとある教会で生活していた。
その教会は子供が沢山共同生活をしており、その種族は多種多様であった。

シスター・グランマ。そう呼ばせていた女性は子どもたちを育て上げていた。
また子供たちは優しい貰い手が見つかればそこで幸せに暮らしているという話であった。
フィリアはそんなグランマに憧れ、いつかは自分もシスターとなり子供たちを救っていくのだと確信していた。

しかしそんな日々はそう長くは続かないことは自分たちの首に刻まれていた数字が意味していた。

12歳になったある日、シスター・グランマに呼び出された。
それは出荷であり、子供たちは奴隷としてグランマに育てられていたのであった。

それはフィリアにはショックで精神的に、また抵抗したために肉体的にも傷つけられた彼女には一つの言葉が脳裏によぎった。

「戦いを求めてはならない。だが、戦いと決まれば最後まで貫徹せよ」

そう、これは戦いだ。自分を、皆を、この魔の手から守り抜くために。
そうして一歩踏み出した足に、神の加護が舞い降りた。

無我夢中であったがシスターとその仲間を拘束した彼女は街にこの出来事を通報し子どもたちを引き取ってもらうことにした。
彼女もその街の庇護下に入ることはできたが彼女はそれをせず1人で力をつけることを決めた。
自分の理想の、あの場所に戻るために。