秘伝習得者は、「送還判定にペナルティ修正を受ける召異魔法」「その魔法のレベルｘ2」点の確定ダメージをHPに受けることで、それを無効化、または、緩和することが出来ます。「『送還判定』-1」のものであれば、無効化し、「-2」であれば、それを「-1」に緩和します。
確定ダメージの処理は、魔法行使判定が終わった直後に行います。その結果、HPが「0」以下になった場合、術者は気絶し、生死判定が必要となりますが、魔法の効果自体は発生します。

秘伝習得者は、自身が召喚した魔神が「魔神行動表」に基づいて行動するとき、それを決定する1dを振ることなく、出目を「2」にすることを宣言出来ます。
この宣言を行った場合、秘伝習得者は使役する魔神の「魔物レベル」と同じだけの点数の確定ダメージをHPに受けなければなりません。HPが「0」以下になった場合、術者は気絶し、生死判定が必要となりますが、魔神は「魔神行動表」の「出目2」の欄に従って行動します。
【ブランチ】によって2回行動する場合、その1回ごとにこの効果を使用するかどうかを選択できます(むろん、2回とも使用するなら、2回分のダメージを被ります)。
【デモンズスナップ】のラグアドログの行動でもこの効果は使用可能です。このときには、「16」点のダメージを受けることになります。

この秘伝は【アンサモンゲート】を行使するときにのみ宣言でき、それのみ有効です。
この秘伝の宣言とともに行使された【アンサモンゲート】を利用して「送還判定」を行う場合、サイコロを振らず、その出目は「1」と「5」(合計「6」)となります。サイコロの出目を変更する効果は、この「1」と「5」を基準に行うことができます。その他の修正(【アンサモンゲート】自身による+4を含みます)は、出目が確定した後に加えられ、達成値が決定されます。