月神シーンを信仰する男性の新米冒険者です。
かなりの騒ぎ好き。一見ロクデナシですが、いつも楽しそうに笑う彼の周りには、いつも多くの人が集まります。
その姿はある意味、人々に安らぎを与えるために活動するという月神シーンの教えを体現していると言えるのかもしれません。
「時間っていうのは有限だ。どうせ過ごすなら楽しい方がいいだろ？」
「俺は非力だし、武器をを振るうことは出来ない。だけど、神官らしいことはできるつもりだぜ？」
「そんな非道な真似は……俺の仲間が許さない！やっておしまい！」

孤児院で生まれ育ち、とある出来事をきっかけにして冒険者を志すようになります。
ある程度働ける年齢になると、アルバイトのようなことをしてお金を稼ぐようになります。持ち前の明るさで様々な人と知り合い、その過程で冒険者についての情報を集め始めました。
15歳くらいまでそんな日々が続き、姉が一足先に冒険者としての道を歩み始めます。そしてその一年後、纏まった資金を手にしたアグリオは、自分が憧れた冒険者の出身地であるマグノアへと観光へ行き、白百合亭を見つけることになったのです。︎︎

同じ孤児院出身の姉と呼べる存在がいます。その姉も冒険者をやっているようです。他にも街に多くの知り合いがいます。

「俺の好み！？……そこにエロさが感じられたなら、それが俺のタイｐ……いやん！そんなゴミを見る目で俺を見ないでくれってー！」

自他ともに認める子供舌、オムライスやハンバーグ等が好き。卵料理も好き。

「半分は、どうせなら一から楽しい場所を作っていきたいってこと。もう半分は……ギルマスが美人で可愛かったからだな！これ大事だぜマジで！」

アグリオは月神シーンの孤児院で育ちました。孤児院には時々、とある女性神官の冒険者が顔を出していました。彼女は優しく、孤児院の子供たちは彼女が来ることを待っていました。アグリオも例外ではありません。アグリオはその冒険者から、数々の冒険の話を聞き、冒険者に憧れを抱くようになりました。
そして、その憧れを体現するように、月神シーンの声を聴き、神官となりました。
ある時、孤児院が何者かによって襲撃されました。正体はわかりません。……その事件で起こった確かなことは、女性神官の冒険者が、アグリオをかばって死んでしまったことです。死の間際、彼女はアグリオに言葉を残しました。「笑ってくださいアグリオ。貴方には、笑顔の方が似合いま、す、から……」アグリオは泣いて……泣いて……その日から、アグリオは泣かなくなり、その代わりに思いきり笑うようになりました。

踊りが得意　傷

第三輪で起きた心境の変化があります。第三輪以降、エリアナ・ハートや仲間たちとの会話により、自身の中に眠っていた"幼い頃の自分自身"と"笑顔が絶えない破天荒な自分自身"が統合し、いつものような明るくて破天荒な行動をするのではなく、理知的な思考をするようになりました。基本的には笑顔を浮かべることが多くいつもと変わらないように感じるかもしれませんが、常識と節度を持った行動が身についています。
「なんというか、頭がスッキリしてるんだ。完全に違和感が無くなった訳じゃないけど、今の俺も、間違いなくアグリオ・レオーネだって、ギルマスとみんなが教えてくれたから。」

帰省後、自身の恩人であるサクリスの死因を聞き、復讐の念に囚われそうになりました。しかし、自分の心情を素直に吐露できる仲間に恵まれ、対話の中で不安定な自身の心を安定させることができました。自分の確固たる意志をもち、サクリスの実質的な仇である“凶光翼ヴァルトゥーラ”を討つことを決意しました。