対象は「毒」「病気」「呪い」のいずれかの属性の効果に対し、生命・精神抵抗力判定を行うとき、+2のボーナスを得る。
この効果を得るには、その都度、対象は自分の親しい者や守りたい者の名前を明確に発声しなければなりません。
名前は固有名詞でなければなりません。また、よほどGMが認める事情のない限り、それは人族か蛮族のキャラクターのものに限られます。

　対象と術者のHP現在値を足し合わせ、可能な限り等分します。端数がある場合は、どちらかに任意に振り分けます。
二等分したら、片方の最大HPを超えるケースでは、超過分をもう一方のHPに振り分けます。
術者や対象が複数の部位を持つキャラクターである場合、この効果を受ける部位を1つだけ定めてから、この魔法を行使します。

　対象の性別を変更します。体格や見た目はそれにふさわしいものに変わりますが、種族や能力値、技能などは変わりません。
性別を持たないキャラクターや無性別には、この魔法は効果がありません。

　この魔法は、2体のキャラクターを同時に対象に選ばなければなりません。かつ、それらは、人族もしくは蛮族で、異性でなければなりません。対象は、術者と同一の乱戦に参加しているか、対象同士が重ねた手に術者が接触できるような位置取りでなければなりません。
対象が2体とも同一の乱戦エリア内にある限り、それぞれ、命中力、回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
対象が手を繋ぐことで「片手が使えないことによるペナルティ修正」を無視した上で、このボーナス修正を+2にすることができます。この場合、繋いだ手に武器や盾などを持つことはできません。

　術者が取得している戦闘特技と、プリースト技能以外の技能をすべて、対象に譲り渡します。対象がすでに取得している戦闘特技は重複しません。また、すでに習得している特技については、術者のものか、対象のものか、より高いレベルとなります。効果時間の間、術者は自身の技能と戦闘特技のすべてを一時的に喪失します。しかし、冒険者レベルと生命・精神抵抗力、HP、MPには変化は起こりません。
この魔法を行使するときには、術者は両手を空けていなければなりません。また、対象は術者とは異性の人族または蛮族に限られます。