【ジン・ロウ智膂渾然筋肉賦活拳】
（レーゼルドーン大陸）- 入門条件
- 80名誉点(ソレイユは50名誉点)
古代魔法文明時代に魔法の適性がなく虐げられていた人々が魔法使いに対抗するために編み出した体術です。ジン・ロウ智膂渾然筋肉賦活拳では極限まで筋肉を鍛えることで筋肉とマナを高度に同化させ、筋肉の躍動によってマナを操ります。
大気中のマナが薄まるにつれその使い手は減っていきました。しかし現代になって、ソレイユのある部族の日常会話や儀式の中にジン・ロウ智膂渾然筋肉賦活拳の修行法が含まれていることが発見され、再現が始まりました。まだまだ再現は不十分であり、ソレイユ以外の種族には習得が困難です。
この流派では入門者の戦士系技能のうちレベルが高いものを「メイン戦士系技能」、2番目にレベルが高いものを「サブ戦士系技能」と呼びます。両者のレベルが同一の場合、先に習得した方がメイン戦士系技能となります。
流派装備
存在しません。自身の筋肉を信じて下さい。
秘伝
《筋力撃》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- －
- 限定条件
- －
- 使用
- －
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- 回避力-1、生命抵抗力-1、精神抵抗力-1
- 概要
- 近接攻撃のダメージに他の戦士系技能の基準値を追加
- 効果
基本的な効果は《魔力撃》と同じですが下記の点が異なります。
・メイン戦士系技能で近接攻撃を行うときにしか宣言できません。
・メイン戦士系技能とサブ戦士系技能の両方の装備制限を満たしているときにしか宣言できません。
・追加するダメージが「サブ戦士系技能レベル+筋力ボーナス」となります。
《マッスルアクション》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《マルチアクション》変化型
- 前提
- －
- 限定条件
- －
- 使用
- －
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- －
- 概要
- 2つの戦士系技能で1回ずつ近接攻撃を行う
- 効果
基本的な効果は《マルチアクション》と同じですが下記の点が異なります。
・メイン戦士系技能で近接攻撃を行うときにしか宣言できません。
・メイン戦士系技能とサブ戦士系技能の両方の装備制限を満たしているときにしか宣言できません。
・《マルチアクション》における「魔法行使」を「サブ戦士系技能の近接攻撃」に読み替えます。ただし、移動の種別に関する制約はありません。
・サブ戦士系技能の命中力判定を行うと「サブ戦士系技能レベル」点だけHPを消費します。
《智膂渾然》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- －
- 限定条件
- －
- 使用
- －
- 適用
- －
- リスク
- －
- 概要
- 魔力の代わりに「魔法使い系技能レベル+筋力ボーナス」を使用できる
- 効果
基準値として魔力を使う行為判定や効果において、魔力の代わりに「魔法使い系技能レベル+筋力ボーナス」を使用することができます。この基準値を「活力」と呼びます。
「活力」を使用するには朝一番の準備運動で筋肉の調子を整えておかなければなりません。秘伝習得者は1日の始まりに、その日1日は魔力と活力のどちらを使用するか宣言しなければなりません。宣言しなかった方の基準値は、その日は使用できません。
活力を基準値として魔法行使判定を行った場合、術者はMPの代わりにHPを消費します。《マナセーブ》や《MP軽減》などの戦闘特技は消費HPを軽減する効果、〈魔晶石〉などのアイテムはHP消費を肩代わりする効果(使用した魔晶石はMPが減少する)として使用できます。
活力を基準値として魔法行使判定を行った場合、魔法の対象は精神抵抗力判定ではなく生命抵抗力判定で対抗しなければなりません。