【アンダーヒル護心剣道場】
(アルフレイム大陸・ブルライト地方)- 入門条件
- 50名誉点
この流派はブルライト地方ハーヴェス王国アンダーヒル領の領主の一族に伝わる剣技を、最近になって希望者に教えるようになったものです。
一族の女性は代々剣技に優れています。その一人シエラ・アンダーヒルは自身の剣技を体系化し、書物に残して道場を立てました。これがこの流派が世に広まったきっかけです。
この剣技は彼女の半生の教訓が込められています。そのため習熟者は精神的な鍛練を積み、また社会的な信用を得なければ十全に秘伝を体得できません。教え方は優しいですが修業の内容は厳しく、己の信念と判断の正しさを常に問われることに耐えきった者のみが、奥義を授けられるとされています。
また、この流派の秘伝の一部は領土の農夫に教えるに際し、より入手しやすいスピアにも適用できるよう、道場開設者自らによるアレンジが加えられています。
流派装備
この流派では道場開設者の親戚の趣味により、古代魔法文明の名剣のレプリカの在庫を保有しています。免許皆伝まで達した者へは相応額と引き換えにこれを下げ渡しています。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
小烏丸 | 20 | 〈ソード〉S | 25000 +50名誉点 | 威力表の出目を決定した回数に応じて追加ダメージを加算する。 |
骨食 | 20 | 〈ソード〉S | 35000G +50名誉点 | 威力表の出目を決定した回数に応じて追加ダメージを加算する。 |
秘伝
《白銀ノ峰》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《挑発攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- ー
- 限定条件
- 1Hのソードまたはスピア
- 使用
- フェンサー技能またはバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- ー
- 概要
- 秘伝使用者への攻撃以外の攻撃対象の主動作を抑制する。無視すれば威力表の出目8[4.4]で反撃する。
- 効果
《静寂強イル白銀ノ峰》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《挑発攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《ソードA》または《スピアA》
- 限定条件
- 1Hのソードまたはスピア
- 使用
- フェンサー技能またはバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- ー
- 概要
- 秘伝使用者への攻撃以外の攻撃対象の主動作を抑制する。無視すれば威力表の出目9[4.5]で反撃する。
- 効果
相手の急所に切先を押し付けて制圧し、抵抗すれば速やかに切り裂きます。
この秘伝を宣言した攻撃が命中した際、ダメージ算出は行いません。また追加の攻撃や主動作は行えません。
対象が秘伝使用者への近接攻撃以外の主動作を宣言した際、行為判定の前に秘伝使用時の武器を使った近接攻撃のダメージ算出を行います。その際1回目の威力表の出目は自動的に[4.4]/[4.5]となり、その後出目修正を適用します。その後通常通りダメージを算出します。
《闇夜ノ荒野》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- ー
- 限定条件
- 2Hのソードまたはスピア
- 使用
- フェンサー技能またはバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 特殊
- 概要
- 威力表使用時の出目+1、刃武器へのクリティカル無効を無視、自身への攻撃をC-2またはダメージ+8
- 効果
《龍虎相討ツ闇夜ノ荒野》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《ソードA》または《スピアA》
- 限定条件
- 2Hのソードまたはスピア
- 使用
- フェンサー技能またはバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 特殊
- 概要
- 威力表使用時の出目+1、刃武器へのクリティカル無効を無視、自身への攻撃をC-1またはダメージ+4
- 効果
自身の急所を晒し、武器を隠しながら突進します。死角から相手の急所を穿ち、相手の攻撃は紙一重でかわします。
派生元と同様に、一回の近接攻撃によるダメージ決定時に威力表の出目を+1します。
この際 ○機械の体 などの刃武器のクリティカルを無効化する能力を無視します。刃武器以外も無効化する場合は無視できません。
その際のリスクとして、攻撃対象から秘伝使用者への最初の攻撃の際のクリティカル値を-2/-1します。(下限は8です)相手が威力表を使わずにダメージを算出する場合、通常のダメージ決定後に合算ダメージに+8/+4します。
《言割照ラス紅緋ノ旭》
- 必要名誉点
- 200
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- 《回避行動Ⅰ》 《抵抗強化Ⅰ》
- 限定条件
- 素手/1H両のソード
- 使用
- フェンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- ー
- 概要
- 回避力判定または抵抗判定に成功していれば次の手番で一度だけ威力表使用時の出目を+1する
- 効果
相手の攻撃をいなしざまに納刀し、目にもとまらぬ速さの抜き打ちで相手を両断します。
この秘伝を適用する際、秘伝使用者は前の自身の手番の終了時から自身の手番の開始前までに1回以上回避力判定または抵抗判定に成功する必要があります。またこの秘伝の効果は1手番に一度のみ有効です。
近接攻撃を行う際、両手とも武器、防具、アイテムなどを持たない(つまり素手である)とき、所持している1H両のソードを2Hで装備し攻撃できます。
この攻撃のダメージに威力表を使用する際、一度だけ出目を+1にすることができます。これは2回目以降のダイスロールでも使用可能であることに注意してください。またこれ以外の出目修正も有効です。
ただし、この秘伝の効果適用時は他の秘伝を併用できません。宣言特技は使用可能です。効果適用が終われば秘伝を使用可能になります。