【ハーグリーヴズ我流弩術】
- 入門条件
- 50名誉点
バジリスクのウィークリング、リデルが我流で編み出したクロスボウの扱い方です。
身の回りのものや身のこなし、時には自身の体まで利用し、組み合わせて貪欲に勝利を求める流派です。秘伝の特性から、ボウやガンにも応用できますが、基本的にクロスボウで扱うことを想定されています。
流派名になっているハーグリーヴズは、リデルの父親であるバジリスクが治める蛮族領の名前です。
流派装備
秘伝
《ポイゾナス・ボルト》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《毒の血液》
- 限定条件
- 使用
- 太矢、または矢1本
- 適用
- 10秒（1ラウンド）持続
- リスク
- 概要
- 自身の体に傷をつけ、毒の血を太矢／矢に塗布する
- 効果
この秘伝は、特殊能力《毒の血液》を持つ種族のキャラクターしか習得できず、扱えません。
自身の身体を傷付け、そこから流れた血を太矢、及び矢に塗布することで毒矢を作成します。この際、自身は｢2d6｣点の確定ダメージを受けます。
この秘伝で作成した太矢／矢で行われた射撃攻撃が命中した場合、通常のダメージ、及び元になった太矢／矢の効果に加えて毒属性の魔法ダメージを与えます。ダメージ量は、使用者の《毒の血液》で与えるダメージと同じです。
この毒矢は、血液が乾くまでの10秒間のみ使用できます。10秒経つと、通常の矢に戻ります。
《ブロウ・ボルト》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 使用
- 太矢、または矢1本、ストーン、またはシルバーストーン1個
- 適用
- リスク
- 概要
- 太矢に石をくくりつけ、打撃攻撃にする。C値+1、射程半減
- 効果
主動作で太矢／矢の先端にストーン、またはシルバーストーンをくくり付けます。くくり付けたストーン／シルバーストーンは、主動作で取り外すことが可能です。
この秘伝を適用した太矢／矢を用いた射撃攻撃は、射程が半減し、C値が+1され、打撃武器として扱われます。シルバーストーンを用いた場合は、銀の武器としても扱います。
この秘伝を適用した太矢／矢は携行することが可能ですが、先端がかさばるため矢筒やえびらに入れる際は1本で3本分として数えます。
《サッカー・ショット》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《露払い》変化型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- シューター技能
- 適用
- 1回の射撃攻撃
- リスク
- 概要
- 命中力の出目を7に固定、C値+1
- 効果
露払い同様に武器や構えを見せつけ怯ませますが、急所を狙うことよりもとにかく当てることを優先します。
この秘伝を宣言した射撃攻撃は、命中力判定の出目が7に固定されますが、命中した際の威力表計算のC値が+1されます。
△《ゼロレンジ・カウント》
- 必要名誉点
- 40
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《ターゲッティング》《射手の体術》
- 限定条件
- 使用
- 2Hクロスボウ+任意の太矢or2Hガン+弾丸、シューター技能
- 適用
- 10秒（1ラウンド）持続
- リスク
- シューター技能での回避不可
- 概要
- 近接攻撃に対して射撃武器で反撃する
- 効果
この秘伝は、既に太矢が装填されているクロスボウ、もしくは｢＊＊バレット｣の魔動機術の効果を受けている弾丸が装填されている｢用法:2H｣のガンでしか使用できません。
この秘伝の宣言の効果時間中に、このキャラクターが近接攻撃やそれに類する行動(｢射程:接触｣で｢回避力判定:消滅｣の特殊能力)の対象になった時、装備しているクロスボウ、あるいはガンでカウンター攻撃を試みることが出来ます。
カウンターの判定等の処理は《カウンター》(ルルブⅡ236P、BM34P)を参照してください。
この秘伝は、複数キャラクターが対象になる可能性がある太矢やバレット魔法(例:竜牙の太矢、ショットガン・バレット)では使用できません。また、効果時間中は、特技の習得に関わらず、シューター技能での回避力判定は行えなくなります(2d6での判定になります)