容姿・経歴・その他メモ

Launo Vitikkohuhta　ラーウノ ヴィティッコフフタ

ヴィティって呼んでね！イチゴのメリア短命種だよ！

　猫が大好きなメリア。イチゴは親株が伸びていくことで増えるため、雌雄はない。単体でクローンみたいに種を残せる。そのため、親たちの記憶を引き継いでいるような……いないような……夢かも……ならまあいいか……みたいなニュアンスで生きてきた一家である。
　ヴィティは親の記憶か自分の夢なのか判然としないそれを深く信じ、ある猫を探している。記憶によると、「７年もの長い間同じパーティーに所属していたのだが、自分の慢心が原因で仲違いしてしまった。謝りたい、もう一度やり直させてほしい」とのこと。
　短命メリアにとって７年なんてとんでもない時間だし、子供の自分にまで及ぶなんてよほど深い後悔なのだろう。それほどの感情を抱く相手に会ってみたい、聞いてみたい、見てみたい(野次馬)。
　名前のラーウノではなく、姓で呼ぶことを勧めてくるのは姓ならあのﾈｺﾁｬﾝが気がついてくれるかもしれないからだ。親とﾈｺﾁｬﾝは7年過ごしたのだ、忘れているはずがない。だって人生の3/4だし。


　ヴィティ自身は魔法学校に住み着いただけのコンジャラーメリアである。学生ではない。寮の空き部屋にしれっと住み着いた。そしてしれっと授業に参加し、期末試験のために必死に勉強したりしている。学生ではない。入学試験を受けて合格し、いろいろな手続きを経て……という過程を1ミリも理解していないように見受けられる。そうしてなにかと適当なことで有名なコンジャラーにしれっと弟子入りをした。この師にしてこの弟子ありというか
　ある日エセルがヴィティのもとへ現れ、モグリの学生であることを指摘して、「私と一緒にいるなら黙っててあげるし、なんとかしてあげなくもないのよ？」と言われた。(弱味を握って脅したつもり)ヴィティは悪いことをしているなんて1ミリも思っていないので、(ツンデレっていうやつか！)と察して元気よく「うん！！」と返事した。お友達になった。そのエセルが冒険に行くと言うのでついていってﾈｺﾁｬﾝを探そうと思っている。

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