魔導城砦:ベフベリオン・X・ガォーク
- 知能
- 命令を聞く
- 知覚
- 機械
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 生息地
- 知名度/弱点値
- 19/22
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 0
- 移動速度
- 魔導護騎士のみ30(二足)、他0
- 生命抵抗力
- 22 (29)
- 精神抵抗力
- 17 (24)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
奈落の核(無し) | ― | ― | ― | 15 | 70 | 90 |
巨大城壁(無し) | ― | ― | ― | 15 | 120 | ― |
魔導機械砲(砲撃) | 20 (27) | 2d+14 | ― | 20 | 85 | 60 |
魔導機械砲(砲撃) | 20 (27) | 2d+14 | ― | 20 | 85 | 60 |
魔導護騎士(剣) | 19 (26) | 2d+18 | 14 (21) | 10 | 90 | ― |
魔導護騎士(剣) | 19 (26) | 2d+18 | 14 (21) | 10 | 90 | ― |
- 部位数
- 6(奈落の魔核/巨大城壁/魔導機械砲/魔導機械砲/魔導護騎士/魔導護騎士)
- コア部位
- 奈落の核
特殊能力
●全身
[常]独立部位
それぞれの部位は独立して別座標に存在することができます。
[常]鋼鉄の身体
[部位:奈落の核]以外の部位は刃武器から、クリティカルを受けません。
●奈落の核
[常]攻撃障害=不可・不可
魔導護騎士たちの物理に対する防護によって完全に保護されています。
[部位:奈落の魔域]は、近接攻撃・遠隔攻撃の対象になりません。
[部位:魔導護騎士]全てのHPが0以下となった場合、この能力は失われます。
[常]魔法誘導
魔法によって被るあらゆる影響を近くの魔導護騎士に移し替えることができます。
[部位:魔導護騎士]が存在し、[部位:魔導護騎士]が盾を装備している場合、魔法によって受ける全ての影響を、任意の[部位:魔導護騎士]1体に移し替えます。[部位:魔導護騎士]が同座標に居なくとも有効です。これは、魔法によるダメージや、魔導機術によって作り出した弾丸による射撃攻撃も含みます。
この能力を使用する場合、MPを「15」消費します。消費できない場合、この効果は発動しません。
[常]意志を持つ魔域
この部位のみ[知能:高い]として扱われます。この部位が、他の部位の行動に対して命令を下します。
●巨大城壁
[常]聳え立つ守護の盾
この部位はいかなる方法でも座標が変更されません。また、必ずすべての[部位:巨大城壁]及び[部位:魔導機械砲]は同座標に配置されます。
そして[部位:魔導機械砲]とこの部位に搭載状態であるキャラクター以外の全てのキャラクターは、この部位と同じ座標に存在することはできず、この部位と同じ座標を通るように移動することもできません。ただし、この部位に搭載されていたキャラクターがこの部位と同じ座標から移動する場合は、移動ができない制限が無視されます。
この部位は転倒しません。この部位は意志を持った自発的な行動を行いません。
[常]大いなる守護の壁
この部位が存在する場合、この部位は《鷹の目》を持っていた場合でも遮蔽として作用します。
この部位は味方に対しても遮蔽として扱われます。
また、この部位を含んで行われた範囲に効果を及ぼす全ての効果は、攻撃が行われた方向を手前とした時に、この部位が存在する座標より1m以上奥のキャラクターに対して一切の効果が発生しません。
この部位に搭載しているキャラクターは、乱戦エリア形成によって座標が移動しません。
[常]搭載=10体(10部位)
巨大な城壁の上に乗ることが出来ます。
全てのキャラクターを10体(10部位)搭載できます。この能力では、例外的に搭載能力を持つキャラクターも搭載可能です。ただし、「[常]メタ搭載」能力を持つものは搭載できません。
この部位は、開始時点で搭載されている場合を除いては、この部位の「[常]城壁登攀」能力の効果でしか搭載できません。
[常]高所落下
この部位に搭乗していたキャラクターが何らかの理由でこの部位からの搭乗が解除された場合、10mの高さから落下したものとして扱います。
また、搭乗が解除された時にこの部位と同じ座標に落下する場合は強制的に、この部位とは異なる、この部位から1m以内の座標にそのキャラクターは配置されます。どの場所に配置されるかは、状況に応じてGMが判断を行い、場合によってはランダムに決定します。この配置の処理は、移動を伴わず搭載状態が解除された場合(この部位と同座標に配置されれる場合)にのみ行われることを留意してください。
[常]攻撃障害=不可・+2
高くそびえる巨大な城壁が、その上に乗る者を守護します。
この部位に搭乗しているキャラクターは近接攻撃の対象にならず、遠隔攻撃に対する回避力判定に+2のボーナスを得ます。
ただしこの能力は、同じくこの部位に搭乗しているキャラクターに対しては適用されません。
[常]城壁登攀
城壁は登ることが出来ます。
この部位の1m以内に居るキャラクターは、主動作を使用することでこの部位の搭乗状態になることができます。
[常]城壁降下
この部位に搭乗状態のキャラクターは主動作を使用することで、搭載状態を解除してこの部位から1m以内の任意の座標に移動できます。この移動と搭載状態の解除は「[常]高所落下」が発生しません。
この部位に搭乗していたキャラクターが、この能力以外の何らかの手段でこの部位から移動する場合、搭載状態は解除されます。また「[常]高所落下」による落下の処理も発生します。
●魔導機械砲
[常]防壁を護りし堅牢なる掃射兵器
この部位はいかなる方法でも座標が変更されません。また、必ずすべての[部位:巨大城壁]及び[部位:魔導機械砲]は同座標に配置されます。
[常]攻撃障害=不可・+2
城壁の上に備えられたこの装置は、高い城壁によって攻撃を受けにくい状況にあります。
[部位:巨大城壁]が存在する場合、この部位は近接攻撃の対象にならず、遠隔攻撃に対する回避力判定に+2のボーナスを得ます。
ただしこの能力は、[部位:巨大城壁]に搭乗しているキャラクターに対しては適用されません。
[常]マナコーティング(3)
自身が受けるあらゆる魔法ダメージを「-3」点します。
[常]高度プログラム
戦闘特技《ターゲッティング》《鷹の目》を習得しています。
[主]城壁防衛プロトコル/17(24)/精神抵抗力/半減
「射程/形状:10m/貫通」で強力なレーザーを放ち、対象に「2d+15」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。この能力の発動のためにはMPを「15」点消費し、消費できない場合は発動できません。
この能力を連続した手番で使用する場合、前の手番の倍、MPを消費する必要があります。
この能力は「部位:巨大城壁」に搭乗しているキャラクターを対象にできません。
●魔導護騎士
[常]護衛プログラム
戦闘特技《かばうⅡ》《シールドバッシュⅠ》《全力攻撃Ⅰ》を習得しています。
[常]傲慢なる守護者
この部位が盾を装備している場合に有効です。自身が宣言特技によってリスクが発生した場合、その宣言特技の処理終了後(攻撃に付随する場合は攻撃後)、自身を中心とした半径2m以内の[部位:魔導護騎士]以外の全てのキャラクターに対し、そのリスクの効果を付与します。
この能力で付与したリスクは、この部位に適用されたそのリスクが解除されると同時に解除されます。
[常]盾持ち
この部位は「必要筋力:30」「防護点:4」「回避:1」の盾を片手に装備しているとして扱います。(部位の基本防護点とは別に防護点が発生します)この盾が何らかの方法で消失した場合、この能力は失われます。
[常]マナコーティング(3)
自身が受けるあらゆる魔法ダメージを「-3」点します。
解説
富、名声、物件。この世の全ての建築を学び、魔導機文明時代にて建設王と呼ばれた男、『ガォーク・セッケイシダー』。その未練が作り出した奈落の魔域の特異的な事例です。この奈落の魔域は周囲の現実を歪めながらも、建設王が設計した強固な城壁である魔導城砦:ベフベリオンを再現し、そのものであるかのようにこの世界に顕現します。
巨大な城壁と共に、近づく者を迎撃する砲台、内部に存在する者を守る、魔力で動く騎士を全て含めて城壁として設計された『魔導城砦:ベフベリオン』ですが、あまりにも技術として高度過ぎたためか、ガォークを危険視した国家によって、ガォークは国家転覆を計画したとして処刑されてしまいました。
そのため、これの核となる奈落の核は、彼の無念、そして憎しみの籠った赤黒い色をしており、近づくとその怒りの波動をひしひしと感じ取れるでしょう。
なお、名前の「X」の部分は『イグス』と読みます。