特殊能力

●全身

[常]忌まわしき絵画/13、16/異常感知、精神・生命抵抗/消滅

聳え立つ芸術の、あまりの美しさに息を呑み、目を奪われ、心を打ちます。
戦闘開始時、他のすべてのキャラクターはそれぞれ目標値13の異常感知判定と、目標値16の精神抵抗判定と生命抵抗判定を行います。
異常感知判定に失敗したキャラクターは呪縛的な窒息で10点の確定ダメージを受け、
精神抵抗判定に失敗したキャラクターはまるで目をくり抜かれるような幻痛を感じ、1ラウンドの間両眼が見えない状態になり、
生命抵抗判定に失敗したキャラクターは激しい心拍の動悸を感じ、1ラウンドの間全ての判定が出目5以下で自動失敗になります。
この効果は全て精神効果属性です。

●背景

[常]ポルターガイスト

周囲の小物が妖しげに浮遊し、冒険者たちを四方八方から襲います。
怪奇現象による攻撃の対象は半径20m以内のキャラクターからランダムに選ばれます。
攻撃後、命中の可否に関わらず1d6を振り、その出目が「6-手番中に攻撃した回数」以下の値なら、もう一度攻撃することができます。

[常]サイケデリックティアーウェーブ

まるで涙を流すように油絵の表層が溶け、悍ましい様相となるとともに、渾沌の濁流を放ちます。
この絵画が合計30ダメージを受けるごとに、半径5m/全てに2d6点の呪い属性魔法ダメージを与えます。

●竜の肖像

[主]︎怪奇のブレス/11(18)/生命抵抗力/半減

描かれた竜が、濁った吐息を放ちます。
「射程/形状：1(5m)/射撃」で、「対象１エリア（半径６m/5)」にブレスを吐き出し、「2d6+13」点の呪い属性魔法ダメージをHPに与え、1d6点の呪い属性魔法ダメージをMPに与えます。
「[常]画竜点睛」発動後ならば、「射程/形状：2(20m)/貫通」としてこの能力を使用することができます。
この能力は1ラウンドに1回のみ使用できます。

[主]︎絵海に潜む

絵画の中に潜伏し、翼を休めます。
1ラウンドの間「部位：竜の肖像」はあらゆる能力の対象に選ぶことができなくなり、HPを30回復します。
「部位：背景」のHPが0のとき、この能力は使用できません。

[常]画竜点睛

「部位：背景」のHPが0になった時、竜は絵画から解き放たれ、「飛翔」と「2回行動」を得て、打撃点を+4点し、移動速度が40になります。絵の具の竜はその肉体を維持できず、手番の終了時に20の確定ダメージを受けます。