Yoizuki

経歴表結果

経歴・性格など

「私には、コトネが……彼女が必要だ。……お前たちに、コトネを助けに行く道を邪魔させはしない」
「人間がみな、あのような野蛮人ではない。分かっている、分かってはいるんだが……心に差した黒い影は、容易には拭えない」
「少々、お喋りが過ぎるぞ、ヘラルド」

女性にも見える容貌をした短命種のメリアの男性。こんな見目だが決して女性ではない。
「人探し」を目的に掲げ、ブルライト地方を放浪している根無し草。

その性格は、短命種のメリアとしてはやや物静かな部類で、警戒心が強い。
初対面の相手に早々心を許すことはなく、特に人間には並々ならぬ警戒心を露わにするほど。
その一方、伴侶であるコトネには惜しみなく深い愛を注ぎ続けた男でもある。
つまるところ、身内に甘く、それ以外には辛辣ということだ。ただ、身内と見做す範囲がかなり狭いだけである。

目標は、生き別れ連れ去られた妻を探し出すこと、そして妻を連れ去った連中に復讐することである。
ヨイヅキには愛する妻のコトネがいるが、彼女との幸せな生活は、２年が経過した時に突然崩れ去ることとなった。
コトネが、一度は心を許した「とある人間」によって誘拐されてしまったのである。
ヨイヅキは、妻との間に生まれ、地に種を埋めた子供の事すら手に付かない程に取り乱し、攫われたコトネを探す旅に飛び出した。
……後に生まれる己が子供に悲しき運命が待ち構えているのは、また別の話である、
なお、現在はヨイヅキがコトネと子をなし、生き別れてから１年が経過している。
ヨイヅキの、コトネと幸せに暮らし始める前の３年間は謎に包まれている。ヨイヅキとコトネ以外には知る由もない。

旅を始めてから今までの間に、いくつかの誘拐犯の集団を潰して回っている。
その中で、とある誘拐犯のアジトに攻め入った時、一人のグラスランナーを保護したことがある。
その時になって漸く「置き去りにしてしまったコトネとの子供」のことを思い出し、己の浅はかさにヨイヅキは絶望した。
……そして、これ以上過ちを繰り返さないためにと、保護したグラスランナーには親身に接し続けている。
現在は、そのグラスランナーのローロと共に、人探しの旅を続けている真っ只中である。
そしていずれ……ヨイヅキ、コトネ、ローロの３人と、置き去りにしてしまった子供の４人で、幸せに暮らすことを夢見ている。

セッション履歴

収支履歴