A-62：溺れたことがある
A-26：大失恋したことがある
C-33：苦手な生き物がいる

他に生き方がなくて

6段階

EX > A > B > C > D > E

身長

C 普通よりちょい低い

体重

C 普通より軽め

容姿

C どこにでもいるチンピラ

友好度

D 基本敵対的だがチョロくて甘い

察し

B 少し察しがいい

性知識

EX ドエロ

下ネタ耐性

B 割と好き

酒耐性

D 雑魚

暑さ耐性

B そこそこ我慢強い

寒さ耐性

E 秋でも既に震えてる

料理

E 触れるものみなダークマター

裁縫

EX 一流のファッションデザイナー並み。君何処でその技能拾ってきたの？

掃除

A 意外と綺麗好き

走力

E 数歩でもうばてばてになる

泳力

C 人並みに泳げる

演技力

EX 舞台俳優並み

画力

D 普通に下手

音楽

A 習ったことがある程度に上手い

歌唱

EX 絶対音感があり、聞いたことある歌は大体再現できる

0歳～10歳：親や姉兄に憧れて修行をしていた。
10歳～13歳：怪我をする兄弟や両親の手を手をしたり、衣服の修繕をやるようになった
13歳～14歳：自分の行動が認められず無気力になる。
14歳～15歳：好きな人の恋人の振りをしていた。
15歳～19歳：ヤンキー時代。周りの人に怒鳴り散らしては孤立している。

戦う才能がなかった少年。
それなのに戦うことを強要された少年。

一族代々高名な冒険者の家系で、兄弟も冒険者だった。
当然ラオルも冒険者になることを望まれたが、戦いの才能がなかった。
最初は両親や姉兄に強要されて、剣をふるい、魔法を学ぼうとした。
しかし、いくら剣を振るっても力任せに振るう以外のことができない。
魔法を学ぼうともろくに発動することもできない。
親族はみんな感覚派なせいで聞いてもなぜできないかすらも理解されない。
そもそも誰かを傷つけるという行為自体あまり好きではなかった。
『自分たちはできたのにお前はできないのはやる気がないせいだ』と、一方的に断定されて強引に修行させらえたが、ただでさえ才能がないのにやる気もなかったこともあったせいで強くなることはなかった。

ついには戦闘をする道を諦めて、姉兄や両親の怪我の手当てや衣類の修繕などに手を出すが、それも両親はしぶしぶ受け入れる程度。
姉兄は修行という名の蛮行をやめない。
例の一つとしてラオルは元々カナヅチだったが、長兄に滝底にけり落されて必死にもがいているうちに泳げるようになったという経緯がある。
質が悪いのは姉兄たちは心の底からラオルのことを思って善意でそれをやっていることである。
上記のような成功体験があるせいでより修行が苛烈になったのは言うまでもない。

周囲の人間はラオルと姉や兄を比べて馬鹿にした。
それも嫌だったが、何よりも嫌だったのはそれを知った姉や兄がラオルのために周囲の人間を脅しつけたことだった。
自分が言ってもへらへら笑うだけだったのに、姉や兄の説教には従う人たちを見て酷く惨めな気分を味わった。

姉と兄の大立ち回り以降、ラオルは周りに求められるままの姿を演じるようになった。
両親の望むように勇猛であり、姉兄の修行に積極的に取り組んで、周囲の人が望む通り劣等生の道化を演じた。
それ以降彼に起こっていた問題は表面的は収まりを見せた。

ラオルにも一人だけ心が許せる存在がいた。
君は君だよって言って笑いかけてくれる少女がいた。
唯一彼女には素の自分を見せられた。
彼女に心惹かれたラオルはとある春の日に告白をした。そして振られた。
傷心中のラオルはとある噂を聞いた。
やさしくしてくれた彼女はとあるスポーツが得意な先輩に夢中だと。
ラオルは思ってしまった。それらしい格好をすれば彼女が振り返ってくれるのではないかと。
幸いお手本は身近なところに沢山いた。
さわやかなスポーツマンのような変装をして、他校の先輩に成りすまして告白したところ受け入れられた。
受け入れられてしまった。
その後1か月なんとなく付き合い続けていたが流石にぼろが出てきてばれてしまった。
そしてそのころにはもう彼女への愛はとっくに冷め切っていた。

高校時代になってからずっと不良で通している。
成績も悪く、既に留年していることもあって周りの人間から遠巻きに見られていて、腫物を扱うように対応されている。
実はこの不良としての行動は全て演技である。
この手のヤンチャはラオルの家系ではしばしばあることだったので多めに見られやすいのを利用して、在籍年数を伸ばしている
卒業後は冒険者にさせられるのが家の風習だったため、それが嫌で少しでも時間を引き延ばそうとしている。
授業等はしばしば欠席しているが、暴力沙汰などの退学につながる問題行動は起こしたことはない。

反骨精神

命令されたことに反発する。調子に乗った人がいれば恫喝する。他人に弱みを見せない。

暴力反対

実はあまり暴力は振るわない。怒鳴ってビビらせるだけ。

他人任せ

誰かに望まれたままに戦う。自分の意志もあるが基本的に自分で判断はしていない。

自己犠牲

誰かが傷つくのを見るくらいなら自分が傷いて最短で終わらせるのがいい。

ハイテンション！

細かいことは気にしない！　とにかく明るく楽しく！

戦闘嫌い

本当は戦うのが怖い。相手を傷つけるのも、自分が傷つくのも。

未来への絶望

自分の定められた未来に対する強い絶望。かといって自分から行動することはできなかった。

人間不信

誰も自分を見つけてくれやしない。誰も自分に気づきやしない。

惚れた弱み

ただ一人の幸せのために全てを費やす覚悟。

衣装依存

演技をするときのスイッチとして衣装によって演じる性格を分けている。これのおかげで自分の本質を見失っていないが、逆にこれのせいで無理やり別の演技を強いられることもある。