容姿・経歴・その他メモ

容姿…やや幼さが残るくらいの青年(リアルで言う高校生〜20歳くらい)
翼はそこまで大きくない位、フードで覆って少し膨らみが気になる程

履歴

＿＿「あんた、悩みがあるね」

道すがら、声をかけられる
雑音の中、妙にその声だけが浮いて聞こえた

「それもあんたにとって大きな悩みさ」

声の主を見ることなく立ち止まる

「…ザムザスカへ向かいな」

何のことだ、と振り返る

そこには、ただいつもの街の喧騒があるだけだった


「…ハッ！」
テントの中でふと目を覚ます
帳を捲って外に出てみる
空にはまだ星星が燦々と眩しいほどだった

「またこの夢、か」
先程の夢を思い出す
いつから見るようになったんだっけか
確かなのは、俺が旅に出てから後だ


＿＿＿俺が“主“と出会ったのは10年前のことだ

…俺は親に捨てられた

俺には“魔剣“ってやつを持って産まれなかった
所謂忌み子ってやつだ

生き残るのに必死だったさ
力も微弱で狩りもできない
果物、葉、虫…口に入れられるものなら何だって食べていた
それでもやっぱ限界が来てさ

そんなときだった、主に出会ったのは

獣のようだった俺を、あの人は受け入れてくれたんだ

俺はいろんなものを教わった
食事の仕方、「人」としての在り方、人間界でのルール
そして、他人と関わることの暖かさも

俺はこの人にだったら一生ついていくさ、って思ってたんだ

そんなときだ、主が消えたのは

あの時のことは今でも鮮明に覚えてる
朝目が覚めたら館が騒然としててさ
近くのやつに聞いたんだ、何があったって
そしたらさ、「主が消えた」んだって

まさかと思って俺も館中を探し回った
けど、やっぱりいなかった

落ち込んで部屋に戻った
その時、引き出しがちょっと開いてるのに気づいたんだ
なんでそれが気になったのかは覚えてないけど

…手紙が入ってた
あの人の筆跡で、一言だけ

『じゃあな』って

気づいたら館を飛び出してた
やみくもにそこら中探し回ったし、話だって聞き回った
けど、何も分からなかった
途方に暮れてた時、たまたま友達に出会ったんだ
友達って言っても、主の館にいた同い年のメイドなんだけど

どうすればいいかわかんなかった俺に、友達はこういったんだ
「旅に出てみれば？」って

行くあてもなかった俺はそのまま旅をすることにした
…今になってみれば、なんで主を探してるのかわからない
特に話すことも決めてないし、あの人が一人で行くって言うんなら俺は止めるつもりもない

それでも、やっぱり主には会いたい
そんな一心で俺は旅を続けている

…道中で色んな事を覚えた
キャンプの仕方とか、料理の仕方とか
昔彷徨ってたときに無理やり食べてたものだって今は美味しく料理だってできるようになった

絵の描き方も覚えた
主にあったとき、こんなものがあったって見せられるように描きとめるようにした

主、見ているか？俺は立派に旅してるぞ




「…なんてな」
現実に意識を戻す
空には既に日の出を終えた太陽が登り始めていた

「今日は北の方の街に行ってみるか」
手慣れた手つきでキャンプを畳みながらそんなことを考える
…主のことを知ってる人がいたら良いのだが

＿＿＿今日も旅が始まる。



ランダム生成経歴
同じ夢を何度も見る
謎の予言を受けたことがある
友達に誘われて始めた

Q&A(後で追加予定)
Q.なんでキャンプ用品とか持ってるの？
A.街で買ったよ

Q.どうやって街に入ったの？
A.フードは拾った

Q.金の工面は？
A.依頼とかをこなしてたよ(蛮族バレしないような簡単なやつ)

Q.旅に出たのは何年前くらい？
A.4年前とか

セッション履歴

収支履歴