【サブクラス 錬鍛師】
- 入門条件
- 50名誉点、アルケミスト技能
錬鍛師
錬金術と鍛冶の融合は金属の特殊な錬成方法を編み出した。効力が金属にしか及ばないソレは賢者の石になりきれなかった失敗作として、人は愚者の石、あるいは緋緋色金と名付けた。
錬鍛師はマテリアルカードを緋緋色金に変換することで、【インスタント・ウェポン】の強化や武器の複製、武器の上位化をすることが出来ます。
流派アイテム
秘伝
《愚者の石Ⅰ〜Ⅴ》
- 必要名誉点
- 10/20/40/40/50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 自身が所持している武器を愚者の石に変換することができる。
- 効果
愚者の石は用途は金属に限定されるが金属に限って言えば様々なことに利用できる。しかし、元の素材となる武器が必要であり、その武器の質によって愚者の石の効果も変化する。
自身が所持している追加効果を持たない武器を愚者の石に変換することができる。変換された愚者の石は変換前の武器の
・カテゴリ
・用法
・必筋
・威力
・クリティカル値
・追加の補正(命中や追加D)
を引き継いだ道具として扱われる。
Ⅱで【インスタントウェポン】使用時、愚者の石を合わせて使用することでその愚者の石の内容を引き継いだ武器を作成できる。
武器のランクは【インスタントウェポン】作成時に消費したマテリアルカードのランクと同じになり、【インスタントウェポン】の効果が終了・解除した愚者の石は手元に返ってくる。
Ⅲで用法が同じ愚者の石を二つ消費し、それぞれの値を合算して半減(小数切上)した愚者の石に変換する。カテゴリは複合され【インスタントウェポン】作成時、任意に選択できる。一度複合した愚者の石はそれ以上複合することはできない。
例:愚者の石Aと愚者の石Bから愚者の石Cを変換した場合
愚者の石A
必筋10
威力20
@10
追加D+2
愚者の石B
必筋20
威力30
@12
追加D+1
変換後愚者の石C
必筋15((10+20)/2)
威力25((20+30)/2)
@11((10+12)/2)
追加D+2((2+1)/2)
Ⅳで【インスタントウェポン】使用時、愚者の石を合わせて使用することで、【インスタントウェポン】の威力を加算し愚者の石の内容を引き継いだ武器を作成する。
Ⅴで追加効果を持つ武器を愚者の石に変換することができる。追加効果を持つ武器を複合する場合、どちらか片方の効果を引き継ぐ。
《悪魔の手甲》
- 必要名誉点
- 20/40/60/80/100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 【インスタントウェポン】作成時、対象に接触することで対象の「弱点:〇属性ダメージ+」と同じ属性を【インスタントウェポン】に付与する。
- 効果
悪魔の手甲には「溶解」と「凝固」の文字が刻まれており、これを訳すと「分析して統合せよ」となる。錬金術の根本理念、それは武器を作るうえでも必要なものだった。武器とは相手を殺すものであり、より効率的に殺すためには相手を知らなければいけない。
【インスタントウェポン】作成時、任意の対象に接触することで対象が持つ「弱点:〇属性ダメージ+」と同じ属性を【インスタントウェポン】に付与する。この効果は魔物知識判定で弱点値が抜けていないと効果を発揮しない。
Ⅱで対象の種族を参照し【インスタントウェポン】に「対象と同じ種族スレイヤー+2」を付与する。
Ⅲで自身が装備している武器に「弱点と同じ属性」「対象と同じ種族スレイヤー+2」を付与できるようになる。
Ⅳで「対象と同じ種族スレイヤー+4」を付与できるようになる。
Ⅴで1ラウンド1回、「対象:接触」で対象が持つ金属系の「[常][常]の身体」を無効化する。
《鍍金術》
- 必要名誉点
- 20/40/60/80/100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 武器に鍍金加工を施す事が出来る。
- 効果
それは金を詐称する技術。錬金術師は終ぞ卑金属を金に変えることはできなかったが、その技術の有用性は皮肉にも金属を手繰る鍛冶師が理解していた。
【インスタント・ウェポン】で使用したマテリアルカードのランク又は同じ武器ランクのマテリアルカードを消費することで様々な効果を追加する。一度その効果に関する判定が行われると効果が失われ、鍍金の効果は重複することがない。消費マテリアルカード 効果 赤×1 追加D+1 緑×1 命中+1 金×1 威力+10 黒×1 防護点+1 白×1 回避+1 Ⅱで一度使用するとそれから3回までのそれぞれの効果に関わる判定に適用できるようになる。
Ⅲで新たな効果を選択でき、二色のマテリアルカードを消費することで二つまで鍍金加工を施すことができる。赤×2 魔法D+1 緑×2 魔法行使判定+1 金×2 魔法ダメージ軽減-1 黒×2 精神抵抗力+1 白×2 生命抵抗力+1 Ⅳで一度使用するとそれから6回までのそれぞれの効果に関わる判定に適用できるようになる。
Ⅴで消費するマテリアルカードを倍加することで効果も倍加することができる。
《武器適性Ⅰ~Ⅴ》
- 必要名誉点
- 30/60/90/120/150
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 《武器習熟A/〇》を習得している時、《武器習熟A/〇》以外の武器にも《武器習熟》の効果を適用するが、他の武器カテゴリを扱う際に行動判定に「-4」のペナルティ修正を受ける。
- 効果
鍛冶師でもあるならば、最低限の武器の扱い方は知らなくてはならない。
《武器習熟A/〇》を取っていた場合、他の武器カテゴリにも同じ効果(ランクによる扱える武器の拡張と追加Dの増加)を発揮しますが、他の武器カテゴリを扱う際に行動判定に「-4」のペナルティ修正を受ける。
Ⅱで行動判定のペナルティ修正が「-3」となる。
Ⅲで《武器習熟S/〇》を習得している時も、同じ効果を発動できるようになる。
Ⅳで行動判定のペナルティ修正が「-2」となる。
Ⅴで《武器の達人》を持っていた場合にすべての武器カテゴリで「命中+1」「追加D+5」のボーナス修正を得る。この効果は《武器習熟A・S/〇》の追加D増加を上書きする。
《緋緋色金の一撃》
- 必要名誉点
- 30/60/90/120/150
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 愚者の石破壊
- 概要
- 【インスタントウェポン】及び使用している愚者の石を破壊することで、威力のみを3回振って合算し、それに追加ダメージを合わせたものをダメージとして与える。
- 効果
特殊な工程を挟むと、愚者の石は緋色の燐光を纏う。それは一時的な賢者の石への昇華であるが、分不相応な力は相応の破滅を齎す。あるいは、武器に刻まれたある種、持ち主に対する最後の奉公なのかもしれない。
【インスタントウェポン】及び使用している愚者の石を破壊することで、威力のみを3回振って合算したものに追加ダメージを合わせたものをダメージとして適用する。
Ⅱで攻撃後に1d6を振り、「6」が出た場合、愚者の石は破壊されず手元に残る。
Ⅲで消費したマテリアルカードのランク分の追加ダメージを得る。ランク 追加D B +1 A +3 S +5 SS +7 Ⅳで攻撃後に1d6を振り、「5,6」が出た場合、愚者の石は破壊されず手元に残る。
Ⅴでこの攻撃により相手のHPが「10」以下になった時、「10」点の確定ダメージを追加で与える。