容姿・経歴・その他メモ

(何かが...聞こえる...？)時は満ちた、目覚めよ、魔動天使よ
目を開けるとそこは、暗い暗い部屋だった、けど何故かその部屋は明るく見えた当然だ、お前には暗視がある
「ここは...どこ？」ここはかつてブラックロウ魔動機研究所と呼ばれていた
辺りを見ると何か魔動機のような物の残骸が辺りに散乱していたここに来た時に邪魔してきたからな、壊しておいた
「私は...だれ？」お前は魔動天使、蛮族を駆逐する者だ
どうして、こんな所に居るの...？何故なら私がここ運んだからだ、理由？そんなもんどうでもいいだろ
「何も...覚えていない...」それはお前が選んだことなのだろ？
いくら思い出そうとしても思い出せない、どうして...？まあ、私がやろうと思えば思い出させる事はできる
「どう...しよう」お前には使命がある、それは罪を犯した者を断罪することだ
ふと、頭の中に一つの言葉が浮かんだそれは、「断罪」そうだ、断罪することだ、少しは私の意思が伝わるんだな
「断...罪...」私の意思に呑まれたか、魔動天使というのは脆いものだな、ベースが少女というのも一つの理由か
その言葉に頭が支配される、まるでそれが私の使命みたいに、それを果たせと本能が告げるふむ、少し呑まれすぎている
「頭が...痛い...」Return to sanity...
その頭痛と共に、さっきまで感じていた断罪という言葉への思いが少し和らいだこれくらいでいいか
「...少し、動揺していたのかな？」それもあるかもしれないな
きっとそれ以外にも理由がある、けどそれに気付くのが怖くて、考えるのやめてしまう私を理解することなんてできない
「ここから...出ないと」こんな所で呆けているな、さっさと外に出るんだ、偽装は解除してある
そう思い、立ち上がり、周囲を再度確認する、すると残骸の向こうに扉があったさあ、その扉に入れ
「もしかしたら、あそこから出られるのかもしれない」そこに入れば外に出れる
扉を開ける、その先は真っ黒な空間だった、けれど不思議と恐怖心は無かった、私はその空間へと入っていくさあ、行け
視界がぐらりとゆれ、意識が薄れる、それでつい眼を閉じてしまう眼は閉じとけ、今のお前にこの光景は耐えられない
しばらくした時だろうか、意識が鮮明になる、そして私は眼を開けるさあ、着いたぞ
眩しい...そう感じた、そう、そこは外だったからだここはアルフレイム大陸と言ったか...あいつが居る場所か...
辺りを見ると足元には花畑が広がっており、鮮やかな色の花が咲き誇っているこの花はロベリア、花言葉は「罪」だ
そして後ろを見るとそこには扉と一つの看板があった即席で生やしたが、後で解体するか
「ブラックロウ研究所」檻と檻の境にある研究所だ
恐らくここから出てきたのだろう、そう思い前を向く少し違うが、その通りだ
ここは山なのだろうか？森や平原を見下ろせる、奥には一つの国のような所があったそこはハーヴェス王国、そこに行け
「あそこに行ってみよう、何かわかるかもしれない」ハーヴェス王国付近に飛ぶとは、何かの偶然か？
そう言い、私は歩き出す、辿り着いた先では何が待ち受けているのだろうかまさかあいつが？
少し不安になり、下を向く、でも足は止まらないまあ良い、あいつはじきに始末するからな
きっと大丈夫、私ならやっていけるそうだ、お前ならやっていける、何故なら私が改造を施したからな
不安になった心を落ち着かせるまあ、この言葉はお前には通じていないと思うが
私が何者なのかわからない、けど少しずつ自分を理解していこう己を知ることが強者への近道だ
ふと頭の中にあの言葉が蘇る断罪者として、役目を果たせ
あの言葉を基に行動していけば、わかるかもしれないお前がどのような道を辿って行くのか、それが楽しみだ
そう思い、前を向くさあ、始めようか、断罪の旅を

さっきから見ているお前、そうお前だ...お前も見たいんだろう？その旅が、その心はよくわかるさ、私だってお前と一緒だからな
なら、一緒に見届けようではないか、この旅路を

ーーー私の名前はアズール、罪を犯した者を断罪する者それがどのような結末を招くのか、お前にはわからないと思うがな

[>]裁いたキャラクター
バジリスク子が親を殺させるとはな

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