聖印と神像

サイコロやルーレットなど、確率を連想させる道具と、遠くまで続く道を組み合わせたもの

神格と教義

確率に関するものを司る神。
「旅も確率の連続」と見なし、旅人にも一部信仰するものがいるが、一般的には学者（特に数学者）や博徒に信仰されている。

創設者本人が「私はただ確率に愛されただけのペテン師である」、「私自身を信仰の対象にするものはバカだ。　確率という概念そのものを信仰しなさい」と公言したのち、「私は『確率の丘』の人柱となる。社会的には死んだものとして扱え。」と言い残し、表舞台から退いた。その後の消息は不明だが、時々そのため、創設者が描かれることは少ない。

「確率的に起こりうるものの中に、どの結果に『神の意志』が宿っているか」について、信奉者の中でも解釈が分かれている。「８０％１９％１％０％問題」として、今でも議論が続いている。
大派閥として、「確率が高いものこそ神の意志である、それ以外の低い確率は神のいたずらや、何らかの不純物がもたらした」と主張する「８０％派閥」、「確率が高いものは神の意志が宿っていなくとも起こるものだ、確率が低いからこそ神の意志が宿りこの世に現れるものだ」と主張する「１９％派閥」や「１％派閥」、「教義からして、この世の確率すべてが神の意志だ、起こる確率が０％と明言できるもの以外すべてに神の意志が宿っている」と主張する「Not０％派閥」がある。

格言

「旅は賽　学問も賽　賽は投げられた」

「私自身を信仰するな。私は確率に愛されたペテン師である。」

「私は『確率の丘』の人柱である」

備考

表舞台から退く前、創設者は自身はマイナー（小神）だと分類しているが、一部の熱狂的信者からマイナーではないといわれ、「マイナー界のメジャー」、「ステルスメジャー」を名乗った。
何かの質疑応答で、自身を定義しろと質問されたときに、「低確率」と明言した。
引退後もまれに創設者の目撃情報があるが、そのたびに「やめろ！やめろー！私の『あんた誰？』『知らない人だ』と聞かれる権利を奪わないでくれー！」などと主張している。