容姿・経歴・その他メモ

・異種族怖がる
集落にはリルドラケンしかいなかったため、
丸いフォルムはリルドラケンらしくないのではと他の種族からは揶揄されそうで怖がっている。

・異性の家族がいない
・規律に厳しい育ち
厳格な父の父子家庭で育ったため


ディガット山脈で生まれ育ったリルドラケンの戦士。
集落の仲間は武術を鍛え立派な戦士となっているが、
自身は丸い体なのも影響し武術が苦手なため劣等感がある。
その代わり、一族の中でも比較的俊敏な動きを持つため、
頑丈な体と、より硬くなれる技で耐え続けることを得意とする。
ちなみに、寒さにはめっぽう弱い。（氷4倍弱点）

2年前の冬、里の近くで狩りをしていたとき、一人の少年を拾った。
一応冬山装備という感じの装いだったが、倒れていたことから、おそらく遭難していたのだろう。
少年の周りにはいくらかの妖精と騎獣が心配そうに身を寄せ合っており、それらがその少年の身を案じていたことは明らかだった。
そのまま放っておくわけにもいかず、里に連れて帰り冬の間は居座らせることとした。
その少年は体調が回復次第、里の手伝いなど率先して行ったり、我々の訓練に参加したりと、好印象だった。
やがて、彼の人懐っこい性格もあってか村の中では人気者となったが、冬が明けるころ、彼は冒険の続きをすると言って村を立つこととなった。とはいえ、少年は人間で成人もしていない年だ、このまま一人冒険を再開したところで、すぐに限界に来ることは明らかだった。そこで、彼に絆された里の者たちは誰か護衛としてついて言ってやれないかと相談することとなった。
とはいえ、里の実力者を護衛として出すわけにはいかない。そこで白羽の矢が立ったのは私だった。里を守るほどの大規模な実力ではないが、手の届く範囲の者を守ることにかけては右に出る者はいないだろうとのことだった。
幸い、私もこの里では武術は優れておらず、肩身の狭い思いをしていたことも相まって快諾し、彼の冒険に同行することとなった。

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