CAL-44-EAS-A
- 知名度
- 15
- 形状
- 鎧を改造するためのパーツ類
- カテゴリ
- 〈防具の改善や強化〉
- 製作時期
- 魔動機文明
- 概要
- 防御性能を犠牲に機動力を上げる
- 効果
-
金属鎧の腕部を「CAL-44-EAS-A」と名付けられた改造パーツに置換することで、鎧を軽量化します。
この強化を施された鎧は、必要筋力が2点減少し、防護点が1点減少します。
代わりに、この加工が施されている鎧を装備している者は、補助動作でMPを2点支払うことにより、10秒(1ラウンド)の間、自身の筋力より必要筋力が2高い武器や盾を装備することができます。フェンサー技能の場合には、「筋力の半分(端数切り上げ)+2」までのものを装備できます。この効果は〈大きな手袋〉と重複します。
この強化を行えるのはカテゴリ〈金属鎧〉の一部に限られます。詳しくは下記の表を参照して下さい。表に記載されていないものにも強化は施せないものとします。
すでに所持しているものを加工してもらうには1週間の時間を必要とし、通常品にこの加工を施したものを市販品として求めることはできません。また、同じ時間をかけることでこの加工を取り外し、元の鎧に戻すことができます。加工に払った金額は戻らず、再び加工する際には加工費を要求します。加工表
以下の鎧は問題なく可能です。
〈チェインメイル〉
〈プレートアーマー〉
〈バルザーの魔壮鎧〉
〈ブリガンディ〉
〈コート・オブ・プレート〉
〈フォートレス〉
〈フルメタルアーマー〉
〈ミスリルプレート〉
〈マナタイトフレーム〉
以下の鎧は強化は可能ですが、性能が変化します。
〈スプリントアーマー〉：この強化による必要筋力の減少が1点に変更され、「自身の筋力より必要筋力が高い武器・防具を装備できる」効果を1高いものまでとします。
〈スーツアーマー〉：既存の効果に加え、器用度-6を削除します。
〈ラメラーアーマー〉：この強化による必要筋力の減少が1点に変更され、「自身の筋力より必要筋力が高い武器・防具を装備できる」効果を1高いものまでとします。
〈アンチアークィバス〉：既存の効果に加え、「〈ガン〉によるダメージを-4」に変更します。
〈インペリアル〉：既存の効果に加え、「魔法ダメージ-2」に変更します。
以下の鎧にはできません。
〈ドントレシアの堅忍鎧〉
〈スティールガード〉
〈ドントレシアの堅忍大鎧〉
〈ミスリルチェイン〉
〈パワードプレーツ〉
〈ドントレシアの堅忍甲冑〉Bランク金属鎧：+5,000G
Aランク金属鎧：+10,000G
Sランク金属鎧：+20,000G
SSランク金属鎧：+40,000G
この強化を施した鎧は、名前の頭に「EAS改造の」を付加してください(例：〈EAS改造のミスリルプレート〉)。
由来・逸話
地下世界でAC用腕部パーツとして存在した「CAL-44-EAS」を元に、人間が扱う金属鎧に対応した改造パーツとして再設計したものです。
CAL-44-EASはかつてクレスト社が、自社の依頼をよく受けてくれる「お得意様」にだけ販売していた"最軽量の腕部パーツ"でした。軽量腕と呼ばれるジャンルの中でも特に頭ひとつ抜けて軽く、その割に防御力は悪くない値を保っていました。その軽量さによって、武器に重量を割くことができることから、地下世界では一定の支持を得ているパーツでもあります。再現されたこの改造では、防御性能は少々下がりますが、その軽さから、全体の機動性の向上が期待でき、同じようにより重い武器を装備する助けとなるでしょう。