容姿・経歴・その他メモ

生まれた環境：街で一人きり／街
幼少期の経験：あの木の下
1回目のハプニング：ない
少年期の経験：冒険者の基本を知る
2回目のハプニング：特別な師に出会えた
青年期の経験：運命の出会い
冒険に出た理由：親に反発して
信条：魔法の肯定／努力の肯定
執着：自分の生命／利益を優先する

●生まれた環境〜幼少期
ハーヴェスのある城塞都市で生まれた紫陽花のメリア。生まれた時から親はおらず、街を一人で彷徨い歩いていた。食事は基本、野草や街の八百屋から譲ってもらった余りものの野菜や果物。家などなく、街外れにある木の下で過ごしていた。後に家代わりに使っていた街外れにある木の下で休んでいた所を行商人のリルドラケンであるザイバに拾われることになる。この時、8歳であった。

●少年期〜2回目のハプニング
10を過ぎた頃、義父のザイバがある冒険者を専属の護衛として雇い始めた。『大戦斧』の異名で知られている、ドワーフの重装戦士だ。初めは義父以外の存在が新しく来たことに抵抗があったアンナも、義父と雇われた護衛の二人の話を聞く内に打ち解け、彼から戦士と野伏の基礎を学ぶ様になった。アンナにとって、初めての師でもあった。
ただし、ザイバも雇われた冒険者も、宿で酒を飲み過ぎては二日酔いになることにだけは、アンナは苦笑いしていた。
●青年期〜
そんな日々を過ごしていた、15も半ばの頃、アンナにとってはある種の運命ともいうべき出会い。まだ駆け出しに見える、成人したての3つ目がある(後にシャドウだと知った)冒険者に出会った。ザイバからポーション、救命草を買う途中に、話しかけ、冒険者の話題になった時に彼は目を輝かせて語った。曰く、冒険者は危険だけど未知を知ることが出来る。曰く、自分には憧れの冒険者がいて、その人の様になりたい。曰く、冒険は楽しく、達成感があると。彼は多分、冒険者になってそこまで経っていない。それでも、そこまで熱中できるほどの「熱」に、興味が湧いた。或いは、それまで自分にはなかった、「熱意」に浮かされたのかもしれない。
ザイバは行商人だ、冒険者は気のいい者が多いとはいえ、義娘を危険な職業にしたくは無かった。それは猛反対した。考え直してみないか？他にもいい職業もある。と。それでも、自分はなりたいと強情に成れば、彼はついに条件を出した。
「知り合いにいる、ある魔術師に暫くの間冒険者と魔法について学んでからにしなさい」と。その通りにあるハイマンの下で9ヶ月、躁霊術を学び、二人の師の下で学んだ技術を活かし、魔法戦士としてつい先日冒険者ギルドの門を叩いた。

また、商人の下で育ったからか、利益を優先しがちな面を持つ。

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