買いたいアイテム（購入優先は上から順番かなあ）
：ラル=ヴェイネの観察鏡（装飾品:顔、弱点値を-4する）20000G
　叡智のとんがり帽子（装飾品:頭、まもちき+2）12000G
戦闘特技：Lv.11《キャパシティ》
アルケミスト：Lv.6【ビビットリキッド】

羽冠(頭)：手番終了時にMP-9、1d6が5or6ならヘイスト　60000G
観察鏡(顔)：弱点値-4　20000G
金鎖(耳)：その他獲得　7500G
魔宝帯(首)：MP-10するとHP+10　25000G
肩掛け(背中)：属性防御　15000G
マナリング(手)：魔法打点+2　40000G
練魔帯(腰)：主動作消費で魔力+1　26000G
ダウンルッカー(足)：魔力+1、足場が悪い(行為判定-2)　28000G

観察鏡が第一候補
ダウンルッカーはとんがり帽子+エンサイクロペディアの後
金鎖のその他に聖印ぶちこんで、首にもラルヴェイネつけるのが雑にMP+1なんだなって知った

[戦闘準備]
・エンサイクロペディア/バークメイル
・魔物知識判定
[補助動作]
・賦術　防御面が心配であればバークメイル
　　　　上記が問題なければウォーパルウェポン
　　　　HPの回復が追い付かないのであればヒールスプレー
[主動作]
1Rはフィールドプロテクションで自分以外を防護。
2R以降は神聖魔法による回復
暇だったら適当なバフをまけばいいとおもうよ

純潔である
家族から探されている
家族に冒険者がいる（いた）

故郷にいられなくなって

　本名はリアリヴィア・アネモスフィア。家族からはずっと「リリィ」と呼ばれていたため、本人は自分の本名を知らない。

　純血のエルフの両親の間に生まれたナイトメア。ナイトメアであったとしても自分たちの娘だと考える奇特な両親により生かされ、屋敷の一室で育った。

　周囲には死産であったと伝えらていたため、"存在しないはずの子供"だった。
　屋敷の一室で軟禁されており、12年の間外に出ることは無かった。外の風景を知る手段として小さな窓があったが、物心ついたときには外に触れてはいけないことを理解していたので滅多にそこから外をのぞくことは無かった。

　両親と叔父の3人だけが世界の全てだった。叔父は冒険者であり、かつてナイトメアと共に旅をしていたことから、迫害をしないだろうと両親に信頼され、リリィの存在を明かされた。
　両親はフルシル様の教えをはじめとした様々な知識と優しい愛情を、叔父は世界の広さと過大な愛情をリリィに与えた。
　それは生まれつきの才であっただろう、素直にそれらを受け取り、身に着け、純粋培養な無垢な少女としてリリィは育った。

　小さな部屋の中で敬愛する神に祈りを捧げ、草花を愛で、優しい家族と笑い合う。そんな日々が、エルフの長い人生の一幕として、ただ穏やかに続く...はずだった。

　リリィが12歳を迎えたその年、ある冬の日。叔父が態度を急変させ、彼女を性的に襲った（やった行為はリリィを押し倒した後に服を脱がせた。本当に性的な意味だったのかはわからないけどそう見えるよねってお話）
　幸いにも、両親がすぐに駆け付けたことで未遂に終わったが、そこから発展した両親と叔父との間での騒動が大きくなり、周囲にリリィの存在が明かされてしまった。
　ナイトメアが住んでいたことに対する恐怖、忌避、様々な悪感情が住民たちから集まり、リリィは着の身着のままで街から逃げ出すことになった。

　それから1年。ナイトメアであることを隠し、冒険者として街から街へと旅を続けていた。
　幸せで平和な鳥かごの中から追われたのは叔父が原因であっただろうが、その後広い世界の中で彼女を救ったのもまた、叔父が語った話だった。

「怖くないって言ったら嘘になる。嫌じゃないって言ったら嘘になる
　...それでも、恨んではいないの。叔父さんはリリィを愛してくれた。たくさんのことを教えてくれた。最後に教えてくれたのが人への恐怖であっただけで、リリィの大切な人だってことに代わりはないんだよ」
「お父さんやお母さんが恋しくないか、って？うーん、どうだろう。
　きっと二人は、リリィが新しい風の元で過ごしていることを悲しんではいないだろうから。あ、勿論風の流れの中で会えたとしたら、それはとっても嬉しいよ？」
「リリィは、リリィ自身がナイトメアであることは苦に思わない。生まれてこなければよかった、だなんて絶対に。だって、大好きな家族に会えたのも、こうして旅をしているのも、ずっとずっと幸せなのに、そんなことを思ったら嘘になってしまうもの」

ちなみに：ハーフマントは叔父さんからの贈り物だよ^^

「ナイトメアだってだけで怖がられるのが悲しいか？って？...うーん、難しいことを聞くね。悲しいか悲しくないかでいったら悲しいよ。でも、仕方がないことだと思うの。
　リリィだって、おじさんのことを怖いって思う。おじさんに似ている人を見たら、怖い人なのかなって思っちゃうかもしれない。それと同じだよ。
　蛮族に酷いことをされた。辛いことをされた。一回だけじゃなくて、ずーっとずっと。お父さん、お爺さんの代から、自分の娘息子が、その全てが虐げられてきた。だから、その蛮族と同じ"穢れ"を持つナイトメアを恐れるのも、憎むのも、当たり前だと思わない？」
「リリィはナイトメアだってことを隠すよ。リリィは怖がられずに済む、みんなもリリィを怖がらずに済む。それでいい。
　...でも、そうだね。リリィのことを、リリィとして見てくれて。それで大切だって言ってくれる人ができたなら、それなら。リリィは隠し事をしたくない。あとで嘘つきだって言われたくない。ナイトメアだよって言って、それでもリリィを見てくれるなら、すっごい幸せなことだよね。え？それで、嫌われちゃったら？...言ったでしょう、それは仕方がないこと。リリィは受け入れるよ。誰も、悪くないもの」