魂の解放者
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 4
- 言語
- いろいろ
- 生息地
- ジャンクの核
- 知名度/弱点値
- 20/27
- 弱点
- 物理ダメージ+2、魔法ダメージ+2点
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 0
- 生命抵抗力
- 20 (27)
- 精神抵抗力
- 20 (27)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
魂 | 20 (27) | 2d+20 | 20 (27) | 20 | 2000 | たくさん |
- 部位数
- 1(魂)
- コア部位
特殊能力
○群体
複数体の集まりとして扱われます。このキャラクターが持つ「○X回行動」は魔法・特殊能力などの効果によって減少しません。
部位数は便宜的に「1」として扱われ、このキャラクターに対して複数の対象を取ることができる効果を使用した際、このキャラクターを「20」回まで対象に取ることができるようになります。
ただし、このキャラクターが1度の命中力判定または行使判定により複数回の対象に取られた時、対象の威力表使用時の2dの出目が3~12の場合、それを「‐1」して扱います。1ゾロ(1、1)はそのまま使用します。この処理は、クリティカル後の振り足しでも同様です。
このキャラクターの種別は「人族かつ蛮族かつ動物」として扱います。神聖魔法などの特効もすべて有効です。
○3回行動
⏩魂の解放
戦闘が続く間、行使判定に+1、命中力に+1、打撃点に+4のボーナス修正を得て、回避力・抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
この効果は10秒(1R)に1回しか使用できず、ボーナス修正・ペナルティ修正は4回まで累積します。
▶メテオ・ストライク&マルチターゲット&☑魔法制御/20(27)/精神抵抗力/半減
戦場全体の任意の対象に「k100+20」の衝撃属性魔法ダメージを与えます。1Rに1回のみ使用できます。
▶一掃
同一乱戦内の任意の対象すべてに近接攻撃を行います。この能力を使用すると、10秒(1R)の間、回避力が‐1されます。1Rに1回のみ使用できます。
▶20回攻撃
1体を対象として、連続で20回まで近接攻撃を行います。この能力を使用すると、10秒(1R)の間、防護点が‐20されます(ブレスカ前に防護点が0になります)。1Rに1回のみ使用できます。
▶パーフェクト・キャンセレーション/魔力20(27)/達成値との比較
自身が1Rに1回のみ使用可能な主動作が、ダイスの出目に関わらず効果を表さない状況になった場合のみ、この魔法を使用します。(「乱戦内にシーサーペント持ち前衛のみである」「属性の乖離をこのエネミーが受ける」などを想定しています。回避ピンゾロチェック、PCの1人に属性の乖離を付与、などの場合はこの行動は行いません。)
戦利品
- 自動
- 魂の欠片(10000G/任意の色のマテリアルカードSSに変換)*20
- 13~
- 穢れた魂の欠片(10000G/任意の色のマテリアルカードSSに変換)
解説
※独自の解釈を含んだランのジャンクにおける話である点に注意して読んでください。
オミフリ家(約一名)に吹き込まれた研究者「魔動天使と呼ばれる種族の魂を封じ込める機能は疑似的な不死である。なら魔動機に閉じ込めても良い感じになるんじゃないの?」
────実際にやってみた。
後にセイレーンと呼ばれるジャンクは魂を糧として動く冒涜的な存在へと至った。惹かれるようにセイレーンに乗り込んだ者は魂が摩耗していき、完全に魂が抜けた肉体は眠り続けやがて息絶えるのだ。セイレーンに共鳴したパイロットは〈兆しの宝珠〉を得て、〈兆しの宝珠〉と魂を狩るようになる。彼らが成り果てるものは不死者か、空の骸か。今の乗り手を見ればわかることだろう。
以下公式文書
秘宝についてはイズナ等の依頼を通して知っていても良い。以下の全ての情報を知らなくとも今回の依頼では困らない。
オミフリ家の十秘宝――第三の秘宝〈魂の解放者〉――
① 〈魂の解放者〉は、オミフリ家の十秘宝の一つである。この魔術式を使うことにより、魂だけで現世に存在することができるようになる。有限である肉体と生命から解放された状態で現世に留まることができるため、この魔術式を使用すると真の意味での不死となるという。
しかし、これにより永遠の生命と無限の力を得ようとした者が失敗したという逸話が数多く残されている。彼らは魔術式を模倣したにすぎず、その原理を理解しきれていなかったのだろう。彼らの中には強大なアンデッドや「不死者(ノスフェラトゥ)」へと成り果てた者もいるという。
② 〈魂の解放者〉は、魂そのものへの破壊行為に対しては無力であると推定されている。だが、非物質的な存在とされる魂を「破壊」することはできるのだろうか。そもそも魂とは何なのか。
その問いに対する答えは、禁書『魂の牢獄』に記されているという。
ムナカタ計画 見識判定15 戦闘中でも判定タブで判定してPCが知り得ても良い。
“ムナカタ計画”という言葉は、大抵の場合、深刻なものとしてではなく、御伽噺として受け取られるものとして理解してください。
① 500年以上前から囁かれてきた都市伝説の一つ。アキツシア政府が代々秘密裏に受け継いできた計画であるとされる。その中には〈聖杯〉という莫大なマナを蓄えた『器』を用いて計画の要とする旨が記されているという。〈聖杯〉は本来全く異なる無味乾燥な名称で呼ばれていたが、この都市伝説から逆輸入されて〈聖杯〉と呼ばれるようになったとも言われている。
この都市伝説は様々な作品に引用され、当初の噂とは全く異なった、特定の作品群に影響を受けた内容が流布している側面も存在する。
以下は知りえない情報であることに留意して任意で閲覧してください。
ムナカタ計画に関する文書は、〈千客万来〉の書架の一つに納められている。以下の【マギテック・モジュール】は広義の意味であり、常に【ジャンク】を含む。
1.ムナカタ計画と【マギテック・モジュール】の開発には非常に深い関わりがある。【マギテック・モジュール】の存在こそが、ムナカタ計画の発案の切欠となった。
2.【マギテック・モジュール】が魂を吸収・収集する性質がこの計画の要である。
3.ムナカタ計画の要となるべき〈聖戈〉の【マギテック・モジュール】には「剣」の名がつけられている。正確には、「剣」の名を授けられたのは【マギテック・モジュール】のパイロットが代々受け継ぐ〈核(コア)〉である。
兆しの宝珠 (PCは知りえないPL向け公式情報)
以下の情報は、「“アキツシアの黒狸”サタヒコ」「“地下の嵐”シュテン」「“愛国聖女”ミヅサクラ姫」「コガラスマル‐19少佐」「コテツ‐18中尉」「ムラマサ‐13大尉」「モノホシザオ‐3少佐」ら政府の決定した「候補者」、及び「“破魔の蛇”オロチ」が知りえているものです。
〈聖杯〉を巡る戦いは、〈兆しの宝珠〉を「狩った」成績が勝者の決定に大きく関わる。「狩る」とは文字通り対象の身体から奪っても良いし、破壊することでも「狩った」と判定される。逆に言えば、たとえ相手を戦闘で負かそうが、〈兆しの宝珠〉を破壊していなければ「狩った」とは判定されない。
また、〈兆しの宝珠〉を持たない相手でも、自身の手で殺害することである程度成績を上げることができるようだ。
自身より成績のよい相手の〈兆しの宝珠〉を「狩る」ことで一気に成績のランキングが逆転することもある。
以下はこの〈聖杯〉を巡る争いの、裏のシステムです。この仕組みを知り得ている者はいません。
「候補者」が得られるポイント数は以下の通りとなっています。
◎対象が〈兆しの宝珠〉を持っておらず、対象を殺害した場合
・対象の魔物レベル
◎対象が〈兆しの宝珠〉を持っており、対象から狩った場合
・対象の魔物レベルの二乗
・対象が既に獲得してきた「点数」
これらは“〈聖杯〉の審神者”の誕生と共にカウントがスタートし、生物としての寿命の1日前の時点でカウントがストップします。
本来、ファラーシャ族は決して〈聖杯〉を、自分たちの欲望を叶えるための道具としては使っていませんでした。
彼らがそれを手に入れた目的は、〈聖杯〉に溜まった「力」を天地に「お返しすること」でした。
ファラーシャ族はアキツシア人との戦いに敗れ、文字を持たぬ彼らはそういった歴史すらも忘れてしまいました。
また、「天地への返還」の手段も彼らはもはや覚えていません。
この恐るべきシステムは、ファラーシャ族の呪詛により成立している可能性があります。