容姿・経歴・その他メモ

履歴

冷たい、寂しい、暗い、温かい、眩しい、優しい、辛い、幸せ。
・・・これが私の臨死体験の感想。
どこまでも浸かって底がない温かい沼。現実よりもよっぽど良かった。

・・・目が覚めた。背負われてる。堅く冷たくも温かい。優しい背中だったのは覚えてる。

次に覚めた時はベッドの中だった。3日寝込んでたらしい。竜がそう言った。
記憶も朧げだったけど、たしかなぜ助けたのか聞いた。
倒れてたから、笑ってそう答えていた。眩しかった。暖かい笑顔だった。全て持ってかれた。
彼に全てをささげよう。そう思った。

数年後、彼と結婚した。半分無理やりだったけど、幸せだった。
酸いも甘いも、いろいろあった。でもナイトメアでも幸せになれるんだって、いいんだって。
そう教えてくれた。

数十年後、彼は死んだ。別に悲劇的でもなんでもない。老衰。もともと年取ってたし。
最期の彼の言葉、外の世界を知れ、私の死を乗り越えて、幸せになれ。

・・・貴方がそういうなら、旅に出ましょう。
私を助けて、幸せにし、再び独りにした貴方への思い。
恨み、憎しみが沸き、それでも決して滅びることのない貴方への想い。
それを携えて、外に出よう。
どうか、見ててね。





臨死体験をしたことがある
特定の異種族を好んでいる
伴侶がいた
家族を全て失ったので

黒い薔薇の花言葉

憎しみ　恨み
貴方はあくまで私のもの
永遠の愛　決して滅びることのない愛

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