容姿・経歴・その他メモ

アルカ・ミリアドの経歴表：
経歴1：A-5-2 まだ恋をしたことがない
経歴2：A-2-5 かつては貴族だった
経歴3：A-3-4 本来とは違う性別として育てられた
冒険に出た理由：5-5 予言によって


アルカは小さな領地に生まれた少女だ
だが少女が生まれたのは男児を待ち望んでいた
夫妻の下にであった
そのせいか、少女は女の子では無く
男の子として使用人含め、親からも接しられていた
そんなある日、屋敷に予言師と名乗る者がやってきた
その予言師が言うには
「その少女、アルカはいずれ世界をも揺るがす程の魔剣を扱い
　世界を破滅へと導くだろう」
そう言い放った、少女の夫妻は愛情こそ注いでいたが
本当に愛していたのかは定かではない
その後すぐ、少女は自身の父親に腕を捕まれ屋敷の地下牢に放り込まれた

それから月日が流れ、いつも通り届けられる食事を待っていると
今日は誰も届けに来るものは現れなかった
その後も誰も現れなかった
流石にお腹が減り、この数ヶ月の間
牢から出ようと、反抗する気も無かったが
自分の意思で牢の鍵を壊し外へと出た
すると外にあったのは、もぬけの殻となった屋敷と所々に出来ている血痕のみだった
そこから推察するに私の家は盗賊かなにかに襲われ殺されたんだって
幸運な事に私が入れられていた地下牢は発見されること無く放置されていた
だが、それよりもお腹が空いて今にも倒れそうだった為
家の中を探し回り地下牢の先にあった扉の先に行くと
保存状態のいい食料品が山のように積まれていた
底においてあった食べ物を考える間もなく食らいついた
空腹を前に理性など無かった
満腹になるまで食べた頃、部屋の奥に扉が有ることに気づく
その先には武器や道具、お金などが大量に置かれていた
武器とお金を見た時、脳裏に過ったのは
「このお金と武器を使えばあんな予言をしたあいつを見つけることが出来るのかな」
そんなことだった、あの予言師が言った通り、私の未来が
世界を揺るがす程の力を秘めた魔剣を手にし世界を破滅させるなら
それを全て私といずれ出来るであろう友の為だけに使おうと固く誓い
予言に出た、魔剣を求めて旅に出る事とにした

旅に出て少しした頃、街にある酒屋に目が留まる
あの時、牢を出てから口にしたのは食べ物だけでは無く
飲み物もたらふく飲んでいた
それがお酒だと気付いたのは少し後のことだったが
それを飲んでからお酒が大好物となってしまい
屋敷の地下にあったお金の大半はお酒の代金として溶け消えた

お金が心許なくなってきた頃
冒険者募集の張り紙を見て、資金調達もとい
酒代と魔剣目当てに冒険者登録する事となった

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