○E_V_O_L

この武器の装備者が《武器習熟S／格闘》を習得している場合、この武器の威力を+5します。
また、同様に《武器の達人》を習得している場合、この武器の威力をさらに+10(合計+15)します。
さらに、《武器の達人》を習得している上でこの武器にイグニダイト加工が施されているのならば、
同加工による威力の上昇量を+5ではなく+10に変更します。

加えてこの装備の装備者は、以下に記載する効果すべてを得ます。

▼リビルディングフィスト
この効果は、グラップラー技能による近接攻撃を行う都度、使用するかを選択できます。
この効果を使用する際装備者は、自身の習得している魔法の中から、「射程：接触」「対象：1体」であり、
直接ダメージを与える効果を含む魔法を1つ選択します。

通常の近接攻撃を行える対象に対し、攻撃を行う代わりにグラップラー技能を用いた命中力判定を行います。
攻撃が命中した場合、対象に選択した魔法の効果を、対象が抵抗に失敗したものとして与えます。
ただし、その効果によるダメージ算出において、クリティカル値は「13」として扱います。
この時、《武器習熟A・S／格闘》「魔法の武器加工」等による、攻撃に使用した武器自体の追加ダメージの増加、
及び〈マナリング〉等による「ダメージを与える魔法のダメージ増加」の両方が有効であり、合算されます。
ただし、ひとつの効果でその両方のダメージが増加する場合、それらが累積して適用されることはありません。
また、選択した魔法に付随する、対象に与えられる対象が望まないダメージ以外の効果は付与されません。
この効果を使用した場合、「片手による攻撃を行った」ものとして扱います。
よってこの効果の使用は、《両手利き》等の適用を阻害しません。

この効果を使用するラウンド中、装備者の移動種別は「制限移動」に限られます。
また、同ラウンドにおいて装備者は《マルチアクション》を宣言することができません。
この効果を使用すると、MPを「[選択した魔法を行使して本来消費するMP]+5」点消費します。
また、この効果は1回の使用機会に1回まで、1ラウンドに合計2回までしか使用することができません。

○魔闘術の熟練

この効果は、装備者が《バトルマスター》と《ルーンマスター》の両方を習得している場合のみ適用されます。
「▼リビルディングフィスト」の効果を使用できる1ラウンド中の回数制限が消失します。
ただし、1回の使用機会に対して1回しか使用できない点は同様です。

○エヴォルシア・オムニバース

装備者が《魔力撃》を宣言した場合に有効です。
《魔力撃》によって受ける生命・精神抵抗力に対するペナルティ修正を「-1」に減じます。

▶Curse_Impact／Asteroid_Obliterated

魔力を込めた重い一撃を叩き込みます。
「対象：1体」に対して近接攻撃を行います。
この近接攻撃に合わせては、あらゆる宣言特技を宣言できず、継続している宣言特技の効果は適用されません。
この近接攻撃の命中判定には、+[装備者の習得している魔法使い系技能の最大レベル/3、端数切り捨て]の
ボーナス修正を得ます。
攻撃が成功すると、その攻撃によるダメージを2回算出し、それらの結果を合算した上で、
さらに[装備者の習得している魔法使い系技能の最大レベル]点を追加した物理ダメージを1回与えます。
また、この効果によってHPが0以下になった対象が生死判定を行う場合、「-20」のペナルティ修正を受けます。
この効果による攻撃後に《追加攻撃》を行うことはできず、この効果は1ラウンドに1回しか使用できません。
また、この効果を使用するとMPを[装備者の習得している魔法使い系技能の最大レベル]点消費します。
さらにリスクとして、回避力判定、生命・精神抵抗力判定に「-1」のペナルティ修正を受けます。