発育の悪いガルーダウィークリングの少女
王の子として生まれ、期待を受けた事で幼い頃から鍛錬相手と称して周囲の少年たちからいじめを受け、自身の才能に強い劣等感を持っている。
また、兄弟に唆されて森に入った所をミノタウロスに捕まっており、その事で家族の絆を軽んじる傾向にある、また純潔ではない。
一時は一児の母であったが、角がほぼ無いほど小さかったウィークリングの赤子は生まれて来るなり彼女の目の前で殺された。
優しい人が好きで意外と惚れっぽいが、自分を顧みるたびに汚穢な気分になるので常に奥手である。
死んだ目をして保護された先の孤児院でいじめられていたところ、ある冒険者のエルフに連れ出されて少しの間旅をしていた。
剣以外はからっきしだったそのエルフの代わりに、彼女の知り合いから料理や斥候、薬の技術などを教わって多くの知識に触れた事で世界の広さを知った。
エルフの女と別れた後、ティダン養護院に入ったのち体が育ちきるのを待って冒険者となり今に至る。
エルフの女に最初にもらった名前と、別れ際、最後にねだった腕輪が宝物

持ち前の感覚の鋭さでいち早く敵を発見するも知識不足で敵の正体看破に手間取り、撤退を進言できなかったことで一党は敗走した。
スカウトの役目として一人で撤退し、敵の去った後に一党を治療する。
リルドラケンの惨識縷々の治療は間に合ったが、ソレイユの日暈は死亡した。